運命の相手見つけました ページ2
YG「お客様、落とされましたよ」
ーそう店員さんが私のペンを拾いながら渡してきた。
夢見がちなタイプでも何でもないけど
目の前に白馬の王子様が来たんじゃないかって
思えるくらいに、キラキラして見えた。
一瞬、時が止まってしまったみたいに…。
A「…すみません…!わざわざ…!!」
多分声は盛大にひっくり返ったと思う、
私の情けない声を聞いた瞬間、白馬の店員さんは
クスッと笑いながら、どうぞって差し出してきた。
A (これは…やらかしたぞ…緊張で声が…!)
なんて、馬鹿みたいに脳内反省会を行いながら
白馬の店員さんからペンを受け取った。
・
・
・
ーペンを受け取ったもののそこから全くもって、
勉強に手が付かなかった。
勉強を諦めた代わりにこの日の私は、
気になる人と、お気に入りの場所を手に入れた。
ココアを一気に飲み干し
コップを持っていき店員さんに勇気を振り絞って
A「ご馳走さまでした…!!美味しかったです」
なんて背伸びして言ってみたら笑顔で
店員さんはコップを受け取ってくれて
YG「またお待ちしてます」
ーその低くて何処か安心する様な声が、
帰宅するまで耳から離れなかった。
・
・
・
私はこの日初めて恋をした。
EP.2 END
最近見かける女子高生 YG Side→←それは当然の出会いだった
37人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Kaka(プロフ) - (名前)ユメさん» 返信が遅くなりすみません!そう言って頂けて嬉しいです!!ありがとうございます!! (2021年11月3日 16時) (レス) id: 12a5146b24 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ユメ(プロフ) - 見てる最中もニヤニヤが止まらなくて、最高の作品です!気になってしょうがないです!大変だと思いますが頑張って下さい^_^ (2021年10月6日 4時) (レス) @page13 id: f7d9b7f672 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Kaka | 作成日時:2021年5月13日 1時