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運命の相手見つけました ページ2

YG「お客様、落とされましたよ」

ーそう店員さんが私のペンを拾いながら渡してきた。
夢見がちなタイプでも何でもないけど
目の前に白馬の王子様が来たんじゃないかって
思えるくらいに、キラキラして見えた。
一瞬、時が止まってしまったみたいに…。

A「…すみません…!わざわざ…!!」

多分声は盛大にひっくり返ったと思う、
私の情けない声を聞いた瞬間、白馬の店員さんは
クスッと笑いながら、どうぞって差し出してきた。

A (これは…やらかしたぞ…緊張で声が…!)

なんて、馬鹿みたいに脳内反省会を行いながら
白馬の店員さんからペンを受け取った。









ーペンを受け取ったもののそこから全くもって、
勉強に手が付かなかった。
勉強を諦めた代わりにこの日の私は、
気になる人と、お気に入りの場所を手に入れた。


ココアを一気に飲み干し
コップを持っていき店員さんに勇気を振り絞って

A「ご馳走さまでした…!!美味しかったです」

なんて背伸びして言ってみたら笑顔で
店員さんはコップを受け取ってくれて

YG「またお待ちしてます」


ーその低くて何処か安心する様な声が、
帰宅するまで耳から離れなかった。











私はこの日初めて恋をした。





EP.2 END

最近見かける女子高生 YG Side→←それは当然の出会いだった



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Kaka(プロフ) - (名前)ユメさん» 返信が遅くなりすみません!そう言って頂けて嬉しいです!!ありがとうございます!! (2021年11月3日 16時) (レス) id: 12a5146b24 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ユメ(プロフ) - 見てる最中もニヤニヤが止まらなくて、最高の作品です!気になってしょうがないです!大変だと思いますが頑張って下さい^_^ (2021年10月6日 4時) (レス) @page13 id: f7d9b7f672 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Kaka | 作成日時:2021年5月13日 1時

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