それは当然の出会いだった ページ1
ー絶賛、青春謳歌中の女子高生キム・ハユン!
毎日学校がだるくてめんどいなーと思いながら
それなりに充実した日々を送ってるつもりです。
親友はアイドルに夢中でいつも推ししか勝たん!
とか言ってるんだけど、私にはよく分からん!
付き合えもしない、手の届かない人を追っかけても
意味あるのかなーとか思いつつ楽しそうでいいなー
なんて…。
ーそんな事を思いながら塾の宿題を終わらせる為に
私は適当なカフェへと足を運んだ。
これから私の人生が変わるとも知らずに…。
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(カラン) お店に入るとそこは
白を基調とした可愛いけどシンプルで実に
落ち着いた雰囲気の店内だった。
A (雰囲気めっちゃ良い…!好きだなー)
とか色々考えながら注文しなきゃとレジへ向かう私。
A「ココアのアイスをひとつ」
店員「サイズはいかがなさいましょうか?」
A「あー…ショートでお願いします!」
店員「はい、かしこまりました。少々お待ち下さい」
適当にココアを頼み早く喉が乾いたから飲もう
なんて思いながら端のテーブルを探して座る。
A (はぁーマジで早く宿題終わらせよ…)
家でも宿題くらいは出来るけど…
気分転換したって良いよね?家に帰れば親から
母「受験生になるんだから勉強しなさい!」
マジで毎日言われてるお決まりのこの言葉…。
三年になれば皆言われるこの言葉が、
私をストレスにさせる。
頼んだココアを一口飲み、自分に喝を入れて
ペンケースを取り出す。
A (おっし!やるかー!)
大嫌いな数学の宿題を手にシャーペンを走らせた。
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しばらくしてノートを見返しながら、
あ、ここ次のテストに出るから印付けよう!
なんてペンを出そうとするとペンが手から勢い良く
滑り落ちた。
A (あ、拾わなきゃ…)
そう思って床に手を伸ばした瞬間、
誰かがペンを拾ってくれた。
A 「すみません…!どうもー…」
ーそう言いかけて拾ってくれた人を見た瞬間、
私は恋に落ちた。
EP.1 END
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Kaka(プロフ) - (名前)ユメさん» 返信が遅くなりすみません!そう言って頂けて嬉しいです!!ありがとうございます!! (2021年11月3日 16時) (レス) id: 12a5146b24 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ユメ(プロフ) - 見てる最中もニヤニヤが止まらなくて、最高の作品です!気になってしょうがないです!大変だと思いますが頑張って下さい^_^ (2021年10月6日 4時) (レス) @page13 id: f7d9b7f672 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Kaka | 作成日時:2021年5月13日 1時