信長の幼馴染みであり謙信の従兄弟！？！？！？ 〔男主〕

水崎　舞の話 ページ12

舞「失礼します……」

豪華な部屋
信長様はいないのかな

舞「お礼を言うのは今度あった時にしよう そうしよう」

信「そこにいるのは……舞か？」

舞「っ……！」

信「なぜそこに突っ立っている そばへ来たらどうだ」

舞「私がお部屋にお邪魔したのは………」

信「貴様の用など どうでも良い」

信「それより丁度良かった」

信「眠れなくて暇をもてあましていたところだ 夜伽でもしろ舞」

舞「夜伽って……」

信「褥を温めろと言っている」

しとね……って確か布団の事だよね
あたためる……

舞「って ええっ！？」

舞「そんなことできるわけないでしょう！？」

信「できるわけない？どうしてだ」

舞「どうしてって……私はあなたの妻でも恋人でも何でもないじゃないですか」

信「ああそうだな」

信「だが 貴様が今夜俺の側にいる 理由は十分だろう」ﾆｺ

なんて顔で笑うんだろう
戦場での鬼のような信長様とはまるでーー………

舞「と とにかく………私は夜伽なんてしません！」

舞「今夜も明日も明後日も」

信「では 明々後日ならいいのか」

舞「ずっとしません！」

『なぁ うるさいんだけど……』

舞「(！？！？？！)」

舞「(居たんだ千雪さん！？)」

信「千雪 起こしたか？」

『大声出されて寝れるわけないでしょ……』ｲﾗｲﾗ

『何してたの？』

舞「と とりあえず私もう帰りますね！」

信「帰さん」

　ぎく……

　くるり どさっ

信「舞」

信「前にも言っただろう 俺が口にするのは決定事項と事実だけだと」

『手出すの早すぎ』

舞「触らないでください……っあなたのものになんてなりません！」

舞「私の時代ではそんなことしたら犯罪ですよ！？」

信「『は？』」

佐助くん ごめん
この時代の人に深入りするなって言われたけど さすがにこの状況じゃ無理

舞「本能寺でお会いした時にもお話しましたど 私はこの時代の人間じゃない……」

舞「五百年先の未来から事故でここへ来てしまったんです」

信「……あの時の言葉は作り話ではなかった そう言いたいのか？」

舞「そうです 証拠ならあります」

〜現代の物披露中〜
『お前の話が事実だとしても どうやって五百年の時を超えてきた？』

舞「それはええっと……」

舞「事故みたいなものです 私には詳しく原理はわからないんですけど……」

舞「ワームホームというものが突然現れて時空が歪んで ええっと……」

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