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悪戯の話《kt》 ページ29

薮「...お前悪戯が過ぎると光にどつかれるぞ」



高「うわ...それだけは勘弁。」




涼しい顔をして隣で高木さんを小突く薮さんをふと見れば、ふんわりと笑い返してくれた。


優しい人だ。



コトリとグラスを置けば,高木さんの耳をギュッと引っ張ってこちらを見ている。



薮「ごめんな?コイツちょっと悪戯したかっただけなんだ。」



というか...君を試してたって感じ



なんて付け加えてニッコリとこちらを見つめている。


隣で痛い痛いッと声を上げているが、大丈夫なのだろうかとそっちに目がいってしまう。


手を離せば耳を擦りながら、も〜痛いってばぁなんて少し女々しく文句を言った。




高「大丈夫,俺はちゃんと女の子が好きだよ。ちゃんとね」



と、先ほどとは違うふんわりとした笑みを返してくれた。




やっ...優しい!!



ジーンと感動すれば、涙脆い俺は半泣きになって思わず涙をふいてしまった。



ゴシゴシと目を粗めに擦るからか少し痛い。



光「はい。圭人,アイスティー...ッて...おい誰が圭人泣かせた。」



薮「高木が圭人君に意地悪したんだよね〜」


高「あ!ちょ!?薮君言い方の問題だよねそれ!?!?」


光「...高木?」


高「ちょ...ま!!いってぇ!!」



薮さんは涼しい顔でお茶を飲みながら,隣で行われる制裁(的なもの)を気にしないという雰囲気を醸し出している。


光くん...てか...高木さんごめん...。




少し感動しただけなんだよね...




なんて今更言えないから、心の中に閉まっておいた。



俺だけの秘密。

真っ赤な君の話→←ボス戦の話《kt》



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ミミズク(プロフ) - nekoさん» わ~!有難うございます!!そう言ってもらえるのが一番嬉しいです!!これからも更新頑張ります^^* (2017年8月11日 9時) (レス) id: 40817227f9 (このIDを非表示/違反報告)
neko - この作品、好きですーー! (2017年8月9日 11時) (レス) id: 2adefd97cb (このIDを非表示/違反報告)
neko - 更新頑張ってください! (2017年8月9日 11時) (レス) id: 2adefd97cb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミミズク | 作成日時:2017年7月28日 21時

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