友達の話《kt》 ページ26
腕を引かれ涼しい部屋の中に入れば,そこにはスタイルの良い男の人が2人,俺の方を見て椅子に座っていた。
あ...友達が来てたのか...
俺滅茶苦茶迷惑なやつじゃん!なんてあの時の自分を怒れば,
よし...これは...帰ろう。
なんて先程とは遠い遠慮心を見せた。
圭「あれ?お友達もいたの...?ごめん...もしかして...邪魔だった?」
ならまた明日ね。
と言葉を続けようとしたが、椅子に座った2人は大丈夫大丈夫!と片手に持ったクッキーを横に揺らしながら答えた。
すると楽しそうに笑いながらこちらに近づき、光くんを端へとグイグイ引っ張って縮こまって何やら話をしている。
もしかして俺の話だろうか...
どうやって俺を追い出すか...みたいな?
そんなことをグルグルと考えながら俺は三人の背中を眺める。
あの2人とは...どういう関係なんだろうか。
友達?もしかしたら...片方付き合ってる可能性だってある。
しかも両方イケメンと来たもんだ。
こんなの
圭「かないっこないなぁ...」
小さく呟きうずくまる。
すると何やら会話を終えたのか、グルントこちらを向いて三人が近づいてくる。
バッと素早く立てば、席に案内され、わーいなんて取り敢えず表面上不自然のないよう喜んでおく。
何がわーいだよ俺...
この状況下のどこがわーいだよ...
そう思いながら作り笑顔をしながらとにかく席に座っておく。
光「紅茶持ってくるから待ってて」
あぁ...気遣いも出来る所もかっこいいなぁ。
自分の惚れ度がえげつないことに気がつけば、そのままキッチンへと姿を消して言った。
...これは気まずい。
そんな事思いながら俺は、隣の絵をとにかくじっと見つめていた。
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ミミズク(プロフ) - nekoさん» わ~!有難うございます!!そう言ってもらえるのが一番嬉しいです!!これからも更新頑張ります^^* (2017年8月11日 9時) (レス) id: 40817227f9 (このIDを非表示/違反報告)
neko - この作品、好きですーー! (2017年8月9日 11時) (レス) id: 2adefd97cb (このIDを非表示/違反報告)
neko - 更新頑張ってください! (2017年8月9日 11時) (レス) id: 2adefd97cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミミズク | 作成日時:2017年7月28日 21時