黒い話 ページ22
圭「あれ?お友達もいたの?ごめん...もしかして...邪魔だった?」
凛々しい眉毛をはの字に曲げれば、しょぼんという効果音がぴったりな表情をした。
2人は立ち上がって大丈夫大丈夫と言いながらこちらを見ている。
楽しそうだなこいつら...
こそこそとこちらに寄れば、二人は俺の腕をグイグイと引っ張って端に寄った。
高「もしかしてさ...噂の彼?」
薮「てか絶対そうでしょ」
俺を挟んで自己完結するな。
光「うん...まぁ...そうだけど」
歯切れ悪そうに返事をすれば、お〜ッと2人は楽しそうにしている。
あ〜...圭人の事は知られたくなかったんだけどなぁ...
ずきん。ずきん。
おれのものだったのに
ずきん。ずきん。
俺だけが知っていたら良かったのに。
遠くで二人の声が聞こえる。
あぁ...圭人の目に俺以外が映る。
やだなぁ...なんてどす黒い感情を燃やしていたら,横から2人に小突かれた。
光「うわ、何。」
眉間にぐっとシワを寄せ不機嫌アピールをすれば、
怖い怖い
と2人でキャッキャと楽しそうにしている。
ほんとある意味ムカつくなこいつら。
光「とりあえず圭人一人にはしとけないから」
二人の腕を引っ張り無理やり椅子に座らせれば
光「圭人大丈夫だから、ここ座りな」
椅子を引いておけばわーいと言いながら座り込む。
光「紅茶持ってくるから待ってて」
キッチンに入れば、後ろから三人の盛り上がる声が聞こえてくる。
楽しそうにしてるなぁ。
透明の氷を音を立てながらグラスに入れていった。
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ミミズク(プロフ) - nekoさん» わ~!有難うございます!!そう言ってもらえるのが一番嬉しいです!!これからも更新頑張ります^^* (2017年8月11日 9時) (レス) id: 40817227f9 (このIDを非表示/違反報告)
neko - この作品、好きですーー! (2017年8月9日 11時) (レス) id: 2adefd97cb (このIDを非表示/違反報告)
neko - 更新頑張ってください! (2017年8月9日 11時) (レス) id: 2adefd97cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミミズク | 作成日時:2017年7月28日 21時