金髪美女の海賊 4

航海158日目 ページ40

side You


し「…せん子ってさ志麻の事好きなの？」
『！？』

なぜその解釈になったんや？
志麻くんが死んだら絶対私のせいやしそれは嫌や
それに、仲間やもん死んで欲しくないやん？
そういう意味やったんやけどな

『いや？ただの仲間や』
し「あっそ…つまらんなぁ」
『何言っとん？そんな事より敵さん倒すで！』
し「おん！リベンジマッチや！」

しま子ちゃんは残念そうな顔をしたがすぐに切り替えリベンジマッチに燃えている

それは私もなんやけどな



┄┄┄┄
side sakako


さ「せん子は意外と自分を知らんのかな？」
う「自分に無関心過ぎるのよ。そのせいで気づかないんじゃない？」
さ「さっき攻撃した罪悪感なんかも知れへんけどね」
う「有り得なくは無いわね」

残念…と呟きながら敵をさばくうら子

戦闘中やのに恋バナの様な話をしてる辺り余裕すぎひんか？とも思う


┄┄┄┄
side urata


浦「彼奴らは恋仲かなんかかよ」
坂「さぁ？あー、でもあの言葉でまーしぃ復活してんで」
浦「後で問い質すか」
坂「敵の事を聞いてからな」
浦「わーってるよ」

正直この黒服達には興味が無くなった
今は彼奴らの事の方が気になる

うら子達も同じ様な会話してんなぁ。と思いながら突っ込んでくる黒服を切り伏せていく

早く聞きたい←


┄┄┄┄
side senra


志麻くんの様子を伺いながら黒服を撃ち殺す

何とか持ち直したな
良かった良かった

多分他の皆は2人のこと考えながら戦ってんやろうけど、俺は気にしません

大方、せん子ちゃんは自分が攻撃してしまった罪悪感とその怪我のせいで負けてしまうかもっていう不安から、志麻くんは負けたらせん子ちゃんが傷付く事を察して気合い入れ直しただけやろうし

どっちもそれぞれを思っての事やけど恋愛感情では無い

後で聞かれるかもしれへんな
助ける気は無いけど

それより、敵多くて飽きてきたわ←


┄┄┄┄
side shima


島「はっ！オラァ！！」ﾀｯ ｻﾞｼｭ
篠「なっ！？グッ…」ｷﾝｯ

うら子達の戦い方を実戦中

凄いわ、力全然要らへん
元々俺は速さも取り柄のうちやったしそこは大丈夫やった

短剣との相性ええなこの戦い方

躱しては攻撃を繰り返していると一瞬隙が出来た

それを見逃す程あほや無いわ！！

島「はぁあぁあああ！」ｼｭﾝ ｻﾞﾊﾟｯ
篠「いぎっ…ぎゃあああ！！」

切り落とした手首から血が吹き出ている

勝った、そう確信した







To Be Continued

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