金髪美女の海賊 4

航海154日目 ページ36

side You

私に倒れかかってくる体重を支えきれずに一緒に座る様に倒れる
手は生暖かい液体で赤く染っているのが分かる

状況は分かっている
けど、頭が理解しようとしていない

(どうして？)
それだけが頭を支配している

篠「やった！やったぞ！！くくっ…くっ、アハハハハハハハハハ」
船「志麻くん！返事しろや！！」

目的が果たされたからか黒服達も私も動こうとしない
今すぐにでも篠村を殺 したいのに

篠「黒服共その金髪の体抑えとけ」
船「クソっ…！」
篠「せん子、島崎をこっちに連れて来い」
『いや、や…』
篠「まだ自我があったか」

私が拒絶すると諦めた様にこっちに来た
センラは黒服達に抑えられ動けない、私も何とか逆らってるけど体は動かない

まずい…

船「やめろ！2人に近づくなや！！」
篠「そこで見ていろ。この2人の末路をなァ」

そういうと志麻くんを蹴り飛ばした

コイツ…絶対殺 したる

篠「今度は濃度の高い薬を飲もうな？せん子」
『い、いや、や…』
船「止めろ！！止めろや！！」

そういうと篠村は私の口を強引に開き前回同様薬を飲ませようとしてきた

どうしよう…これ以上飲んだら多分思考回路も停止するかも…

この絶望的状況に打開策もなく諦めかけたその時

ｸﾞｻｯ

篠村の腕にナイフが刺さっていた

篠「グッ…」
島「はぁ…その汚い手でせん子に触んなや」
篠「く、そ…」

志麻くんは脇腹を抑えながら立っていた。どうやら自分に刺さっていたナイフを投げて篠村に当てたようだ

篠村は死 んでないと分かり激昂しながら黒服達に命令を出した

篠「黒服共！島崎を殺 せ！」
島「はぁ…はぁ…かかってこいや！！」

普通なら無茶やと諦める所やけど、志麻くんもセンラも笑っていた

浦「事件の張本人がカッコつけてんじゃねぇぞ！！」
坂「全っぜん！全く！かっこよくないわ！！」

うらたん…さかたんも…

う「居たーー！！」
し「ナイスやまだ！！」
さ「せん子ー！」
浦「なっ！？お前らぁ！！」

そして、その後ろには私の頼もしい仲間も来ていた





To Be Continued
──────────
実は浦島坂田船の名古屋公演物販だけ買いに行ってました！
1人で並んでたんですが前の2人が美人過ぎて禿げそうでした(白目)

ライブ自体は大阪城ホール参戦します！今からウズウズしてて友達いわく気持ち悪い人になってます←

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