金髪美女の海賊 4

航海152日目 ページ34

side senra


ｷﾝｯｷﾝｯ

島「せん子！！どうしたんや！？俺や、志麻や！！」
『……』ﾀﾝｯﾀﾀﾝｯ
島「くっ…」

辺りに金属がぶつかり合う音と志麻くんの説得しようとする声が響く

けどせん子ちゃんは攻撃の手を止めること無く向かってくる

まるであの時の俺らみたいに虚ろな目をして、俺らの言葉なんて耳に入ってないみたいや

原因があるとすればこの男なんやろうし志麻くんが頑張ってる間に何とかせな

船「なぁ、せん子ちゃんがああなったんてお前のせいやろ？戻さんと殺 すで」
篠「ククッ…せん子は薬で操っているんだ。解毒剤はあるらしいが生憎俺は持ち合わせていない」
船「今は戻す方法が無いと…なら、要らんな。殺す確定や」

男の頭めがけて銃を構えると何処からか黒服達が現れた

船「なっ！？」
篠「お前も邪魔だな。始末しろ」
黒服「…」

黒服達なんか強ない！？
というか人数多すぎるわ！！

船「クソっ…！」
黒服「…」

多分この人らも操られとるだけなんやろうけど、すんません…

攻撃を躱しながら何とか頭を撃ち抜いていく

船「っ…くっ、はぁ！」ﾀﾝｯ ｸﾙｯ ﾊﾞﾝｯ
黒服「…」

ﾊﾞﾝｯﾊﾞﾝｯﾊﾞﾝｯ

何人も撃っているのに全然減らない

ﾊﾞﾝｯﾊﾞﾝｯ

弾数だけが減っていく、これじゃ埒が明かない

ﾊﾞﾝｯﾊﾞﾝｯﾊﾞﾝｯﾊﾞﾝｯ

どうするか…

篠「駒が減らされるのは面倒だが、まぁまた増やせばいい」
船「はぁ…はぁ…最低やな」
篠「何とでも言え」

現状どうする事も出来ないし持久戦しかないか

フッと志麻くんの説得の声が聞こえなくなった事に気付いた

大丈夫なんやろうか？

横目に確認すると目を疑いたくなる光景が映った


船「志麻くん！！！」
篠「クッククッ…クハハハハハハハハ」







To Be Continued

航海153日目→←航海151日目

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す