金髪美女の海賊 3

航海82日目 ページ6

side you


4時間後少し遅れてうらたんとさかたんが来た
珍しいと思い理由を聞くとなんでも、さかたんの幼なじみに会い話していたらしい

(それはどうでもええけど…)

明らかに2人とも様子がおかしい
目が据わってる

まさかと思いしま子ちゃんの方を見る
しま子ちゃんも同じ事を考えている様で顔を顰めている

浦「それで、1度坂田の故郷に向かう」
し「はぁ！？女1人送迎する為に進路を変える？阿呆か！」
船「…船長がなんて言うかは分からんけど得策では無いね」

同感だ、それに今の2人の言うことを信じていいか分からない

坂「何でや！俺の大切な子やで？ええやん！」
う「それはアンタの事情でしょ」
さ「せ、船長次第やない？」

このままここで争ってても意味無いな

パンッと手を叩き場を一旦静める

『その話は一旦そこまでや、本当の目的分かっとるやろそれについて話そや』
島「そうやな、俺らんとこはこの島では花の香水や香り袋が人気って事が分かった程度や」
う「私達も同じよ」
し「その花エンジェルトランペットやない？」

しま子ちゃんの問いにそうだと頷く2人

うらたんからも聞こうと思い話をふると何も分からなかったと返ってきた

し「はぁ！？ふざけてんのか！？」
島「ちょっ、落ち着けや…」
船「うらたんほんとなん？」
浦「知らねぇよ」
坂「何も怪しいものなんて無かったし」

2人が毒に侵されてる可能性はあるけど100％じゃない
もう少し泳がせてみよう

『分からんかったなら仕方ないやん、はよ船行こや！な？』

皆納得のいかない顔をしていたが、私の意見を通し、船に戻った

直ぐに、うらたんとさかたんが交渉してくるといい船長室に向かった

し「うら子、さか子、せん子ちょっと4人で話そや」

エンジェルトランペットについて話すんか？

う・さ「分かった」

船「僕らはうらたんの様子が気になるから様子を見に行ってきます」
島「俺もー」

とその場で解散となり
4人で私達の部屋に言った

そして予想通りエンジェルトランペットについて話した

毒の効果を知った2人は息呑み言葉を詰まらせた

当然だろう
人を操る毒なのだ、そういう反応になるに決まっている

さて、どうしようか






To Be Continued

航海83日目→←航海81日目

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す