金髪美女の海賊 3

航海115日目 ページ40

せそたさん
そう言って貰えて凄く嬉しいです！更新頑張ります！！！
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side simako


地下通路1番奥の牢屋の前で止まる

そこには暗さと幽閉されている恐怖で体を震わす愛奈が居った

姿を見るだけで腹が立つ

ガンッ
し「愛奈、拷問の時間やで」

憂さ晴らしに鉄格子を蹴りながらそう言うと更に震えだした

う「馬鹿しま子！黙ってなさいって言ったでしょ！？」

言われてたが抑えられなかったのだしょうがない

し「もう黙るで大丈夫や」
う「はぁ…全く…」

溜息をつき場を切り替える為咳払いをして、質問をし始めた

う「まず、坂田と貴方の関係ってなんなの？幼なじみは嘘でしょ？」
愛「…」

この後に及んで此奴…

し「はよ喋ろや！」
愛「ヒッ…」
う「はぁー…、愛奈。もう一度聞くわね、貴方達の関係は何？」
愛「そ、それは──」

私の脅しの甲斐あってか全てを話し出した
ホントかどうか分からないから後で坂田に確認しなければいけないが

話の内容はこんな感じだ

愛奈は別の島から引っ越してきた奴だった。

当初、彼女の両親がこの島の鉱石等を安く買い占める為エンジェルトランペットを用いて、島民を操る目的でこの島に花を売り込んだ

そこで坂田と出会い、一目惚れした

坂田を手に入れる為エンジェルトランペットの薬を使おうと試みたが坂田には既に好いている子が居り、渡すどころか相手にもされなかった

それが悔しくて思い通りに動かない事に腹が立ち親の言いつけを破り、花に火を付け煙を村に充満させた

坂田と女の子は森の中にいて煙を吸わなかった

それを見つけた愛奈が花の煙で操れる様になった島民に命令を出した

「明が欲しい、あの子を殺、して」

そして、殺気に満ちた島民達に異変を感じ坂田と女の子は逃げた

何時の間にか海辺に来ていて舟に乗って逃げようとしたが、直前で追いつかれてしまい坂田の目の前で女の子は殺、された

しかし、坂田は泣きながら走り舟に乗り沖に出て逃げ切った




し「坂田惚れた女置いて逃げたんか？」
う「事情があったんでしょ」

それもそうか

愛「それでも探したわ！やっと見つけて今度こそって思ったのに！！」
し「せん子や私らに邪魔されたんやな」
う「運がなかったのねお疲れ」

坂田も面倒臭い奴に好かれたもんやな
それに巻き込まれた私らも不運でしかないけど

何はともあれ後は事実確認出来れば此奴の処遇も決まるやろ






To Be Continued

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