金髪美女の海賊 3

航海114日目 ページ39

流希さん
いい所で制限くるんですよ
応援ありがとうございます！頑張ります！
──────────
side urako


う「…しま子ちゃん？」
し「はい…」
う「“ちょっと“痛めつけるんだったのよね？」
し「はい…」
う「コレはちょっとなのかしら？」
し「はい…」
う「ちょっとじゃないでしょ！やり過ぎよ！」
し「ごめん！」

コレと指さしたのは頬が腫れ、口と鼻から血が出てそこら中痣だらけの坂田だった

ちょっと痛めつけると言ったので了承したが明らかにやり過ぎだ

う「さっき坂田を隠してたからおかしいと思ったのよ」
し「思った以上に感情が制御できひんかった」
う「全く…」
し「てへっ☆」
う「…」
し「ごめんごめんごめん！そ、それより愛奈の拷問はよしよ！な！？」

話逸らそうと必死なんだけど…

まぁ、愛奈の事はやらなきゃいけなかったからその後でいいかな

う「分かったわ、地下牢に行きましょ」
し「了解！！」

さか子と莉奈はせん子と志麻、その他船員達の面倒を見るので手一杯そう

う「愛奈の所に行くから何かあったら呼んでね」
さ「はーい！まだ毒持っとるかもやから気ぃつけてな！」
莉「こっちは2人で大丈夫だよ！」
し「莉奈、くれぐれもせん子を頼むな」
莉「うん！」

志麻が終始無言でせん子の様子を見ているのが目に入る

一応志麻も怪我人な為休んでて欲しいんだけど

う「志麻！あんたも休んでなさい！」
島「…でも」
う「いいから！寝てろ！！」
島「せん子のとn う「寝ろ！！」…分かった」

さか子に頼んで無理やり寝かそう

し「うら子ー。そろそろ行くでー」
う「あーもう！分かったから」
し「…お疲れ」
う「そう思うなら後で労わって」
し「わかった」

憐れむような目で見るくらいなら苦労を増やさないで欲しい物だ

船内の廊下突き当たりの階段を下る
ここはそんなに光がない為薄暗い

し「本間暗いとこやな」
う「あの子、明るい部屋に置いといた方がいいかしら？」

こんな暗い所に居るのは余りにも可哀想だし…

し「は？ええやろ」

殺気が抑えきれてないんだけど
そこまで嫌いか…

う「拷問の時アンタ黙っといてよ」
し「あー…努力する」

大丈夫じゃなさそう…
止める準備だけはしとこうかな







To Be Continued

航海115日目→←航海113日目

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す