金髪美女の海賊 3

航海112日目 ページ37

露都さん
更新ペース遅めですが頑張ります！ありがとうございます！
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side simako


遡ること数十分

私と莉奈は目的を果たしうら子達と合流するべく集落へと戻っていた

莉奈の速さに合わせていたので少し遅くなったかなと思いなが森の中を駆けていて、もうすぐで着くと思った時

せん子…私の相棒が愛奈に蹴られているのが遠目から見えた

し「アイツ…！！」
莉「大変！？しま子ちゃん、私はいいから早くせん子ちゃんを！！」
し「分かった、でもまだ敵が居るかもしれんで気をつけてな！」
莉「うん！」

そして一気に加速し全速力で走りせん子と坂田の間に体を滑り込ませ、坂田の剣を2本の短剣で受け止めた

し「私の相棒に何しとんじゃあああ！！！」

流石男の腕力正直重さで潰されそうだった
けど、せん子を傷付けられた怒りで頭がいっぱいだった私は力任せに坂田の剣を弾き返した

し「大丈夫…な訳ないな。生きとるかせん子？」
『…な、んとか…』

死んでいないのは分かっていたが声が出せるだけの力が残っとったらしい
それだけでも私にとっては嬉しい事だ

しかし、せん子に怪我を負わせた罪は重い
例えそれが毒により操られたせいであっても

至って冷静に殺気を纏い坂田と愛奈を睨む

し「うら子…坂田を多少痛めつける」
う「…彼等を助けに来たはずだけど？」
し「分かっとる。文句も説教も後で沢山聞いたる。だから…今だけは何も言わんといて」

うら子も私の気持ちを理解してくれているのかそれ以上は何も言ってこなかった

し「志麻、ええな？」
島「…ええよ。相棒を傷付けられたんや、殺したいくらいやろ？痛めつけるだけで抑えてくれるんなら十分や」

志麻も分かってくれているようだ
それなら、容赦も何も要らないな

し「坂田…灸を据えてやる。かかってこい」
坂「…」ﾀﾞｯ

太刀筋も動きもブレとる
こんなんで、私に向かってくるとか馬鹿やな

ん？後ろで愛奈が足引きずって逃げようと…

し「さか子！愛奈を捕まえとけ！」
さ「へ？って、あー！また逃げようしとったんか！」

よし、うら子もうらたを捕まえたようやし愛奈も捕獲出来る

後は…

し「そんな剣で私が殺、せると思うな！」ｹﾞｼｯ
坂「ぐっ…」
し「お前なんか剣無しで余裕やわ！」ﾄﾞｶｯ
坂「ガっ」

剣を握ってたら思わず殺、しそうだった為剣をしまい体術のみで坂田をボコッた
自分が思ってた以上に頭に来てたらしくひたすらボコって縛っといた






To Be Continued

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