航海108日目 ページ33
side you
『ねぇセンラ、私の事分かる？』
船「…邪魔しんといてください」
聞こえとらんか…
意識も何も無くなってしまったんやろうか？
『無理やり黙らすしかない、か…』
さて、どうしよか？
あっちはうら子ちゃんが何とかしてくれとるしこっちに集中出来るけど…
殺さんようにか…
銃がメインの私にはムズいな
船「志麻くん以外は要らん…他は殺、す…」ﾊﾞﾝｯ
考えてる間にも撃ってくるし
近付いて殴って気絶させる…しかないよね
『センラごめん、痛くても怒らんでな！』
確認はとった
承諾は…貰ってないけど、まぁええか
私はセンラの攻撃を躱しながら近付いていく
銃先がブレブレで少し移動すれば躱せる
避けるなんて訳ない
船「くそっ…！」ﾊﾞﾝｯﾊﾞﾝｯ
躱していくうち距離が縮まっていく
十分に距離を詰め
『はっ！』
一気に加速し鳩尾に蹴りを入れる
船「う゛っ…」
そして、追い打ちで首筋に手刀を決めた
船「…」
『ふぅ、片付いた』
気絶したセンラを隅に転がしうら子ちゃんの元へと戻った
『ただいま』
う「おつかれ、センラは？」
『道端に捨てt…置いといた』←
危ない危ない
捨てたなんて言ったらうら子ちゃん怒るわ
う「…確認よ？捨ててはないよね？」
『捨てるなんてする訳ないやん！』
しょうが無い事やけど睨まれた
怖い怖いw
『そんな事よりも、志麻くん応急処置終わったんやね』
さ「うん、傷は深いし出血も酷いから戦えんけど…」
さか子からの報告を聞くと少し思案した後直ぐに指示を出し始めた
う「わかった、せん子は志麻を守りながら私達の援護、さか子と私で片っ端からやってくよ」
『任せとき！』
さ「了解！」
残ってる敵と、状態から瞬時に判断し指示を出せる、これが彼女の凄い所だ
う「行くよ！さか子！！」
さ「おー！！」
作戦が決まり残りの敵の群れに飛び込んで行く2人を見送り、2人が怪我しないように援護をする
島「すまんな、足引っ張って…」
『気にせんでいいよ。第1その銃傷は私のせいでもあるしね』
あと少し早くやれれば出来ない傷だった
思い出しただけで腹が立つ
島「これは俺が注意しとけば良かっただけや」
『それにしてもや、間に合うはずやったんやけどね…、やから今度こそ守らせてな』
島「…すまん」
志麻くんは悔しそうに眉を寄せ
今にも泣きそうな顔をしている
そんな顔をさせたかったんやないんやけどな
帰ったら1番に笑って欲しいな…
To Be Continued
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 63人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ハルカ(プロフ) - 121日目 しゃかたありませんよ？ (2020年8月30日 20時) (
レス) id: 796bfd041b (このIDを非表示/違反報告)
葵衣(プロフ) - 返信（？）ありがとうございます。それもそうですね！これからも最後までついてくので更新頑張ってください！ (2019年3月17日 21時) (レス) id: 7ad0fc95b8 (このIDを非表示/違反報告)
葵衣(プロフ) - 志麻子ちゃん強いなーって改めて思いました。せん子さん回復して良かったです。更新頑張ってください！ (2019年3月16日 16時) (レス) id: 7ad0fc95b8 (このIDを非表示/違反報告)
優燬(プロフ) - しま子ちゃんがかっこよすぎます。いやいいことですよ！ということで頑張ってください！とても大好きです(？) ゆっくりでいいので更新待ってます！ (2019年3月13日 11時) (レス) id: a5b6fbd67b (このIDを非表示/違反報告)
イゾウRAVU - 続編おめでとうございます！!とっても面白いです!!これからも頑張ってください！更新待ってます！ (2019年3月11日 13時) (レス) id: 0e771d3d36 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アザミウマ | 作成日時：2018年12月27日 17時
