金髪美女の海賊 3

航海100日目 ページ24

side urata


し「『死・どけ！中毒患者！！』」

何だ彼奴ら…

つか、なんだよ中毒患者って
とんでもない捨て台詞残して飛び降りていきやがった

仲間がヘリから身を乗り出し2人の行方を追った

2人はというかうりゃしましゃかたせん＋莉奈は小舟を出しとっくに船から離れている

いつの間にあれだけの物を用意したのか2隻のうち1隻には生活に必要な物は揃っているようだ

島「頑張れよ」((ﾎﾞｿｯ

志麻が何か言った気がするが
今はそんな事どうでもいい

坂「何やねん彼奴ら、それより愛奈！良かったな！彼奴ら自分で消えていったで！」
愛「…うん！これで虐められないよ！」

愛奈が苦しまなくていいのだ、良かった

だが、何だ？少し違和感がある

ほんとにこれで良かったのか？
最後のしま子とせん子の言葉が引っ掛かる…
あれだけ自分で2人の言い分を否定しといて何言ってんだって話だけど…

船「どうしたんです？うらたん、そんな顔して」
浦「あ？否、何でもねぇ」
朔「そんな風には見えないっすようらたさん。大丈夫っすか？」
浦「うっせぇ、大丈夫だよ」

何故か心配してくる2人を適当にあしらってうりゃしましゃかたせん＋莉奈の事を報告しに船長室に向かった



────
side shima


さか子に貰った薬…

昨日「出来たで！」と言って手渡してくれた

用法用量を守って飲めと念を押しに来たっぽいが俺が守る筈が無いと思ったのか毒状態になりかけた時のための薬まで渡してくれた

俺はそれを保管せずに朝うらさんの飲み物に混ぜといた

どれ程の解毒効果なのか試す為だ

効果は結構あった様で、うらさんは何かがおかしいと思い始めている

島「凄いなさか子と莉奈ちゃんの薬」

うらさん達は結構毒されていたと思う
考えられるほど解毒されたのだ凄いと思う



それと

島「簡単な仕掛けにも気づかんのか…」

仲間に何か仕掛けて成功なんて坂田に仕掛ける以外有り得なかった

つか、バレて返り討ちにあうし←

それがバレなかった
それだけ感とかが鈍ってる

あんだけ感が鈍ってたら雑魚にも勝てねぇ

この船は終わる


けど…
足掻くだけなら勝手だ





敵は島民…
仲間は状態異常…

まさに絶体絶命やな

それでも
立ち向かうんが海賊や…






To Be Continued

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