金髪美女の海賊 3

航海98日目 ページ22

side you


―7日後―

早朝…私達は船長に喧嘩を売りに行った←

…否、違うけどね！
出てくわーって言いに行くだけやで！

う「船長さん、おはよ。勝手に入るわよ」
し「はよー」
さ「おはよーさん」
『失礼します』

案の定、私としま子ちゃんに敵意を向けてくる船長さん

し「そんな睨まんといてや」
『皺が戻らんくなりますよ？』←
さ「え？そこなん？」

ストレスで頭が可笑しなっとるんかな？

その様子を見てうら子ちゃんが呆れながら溜息をつく
けど直ぐに真剣な顔付きに戻り船長に向き合う

う「私達はこの船を抜けるわ」
智「…そうか、莉奈も居るがこいつらに着いて行くのか？」
莉「…はい、今迄本当にお世話になりました」
智「わかった。」
う「ありがとう」

あら？意外に何も言わんかったわ
予想してたみたいやし…

う「準備出来てるからもう行く。さよなら」
さ「せんちょー、ありがとね」
し「さよなら」
『…』ﾍﾟｺ
莉「ありがとうございました…！」

そして、足早に船長室を後にして地下に行く

う「最終確認！」
莉「服はちゃんとあるよ！」
し「食料もバッチリや！」
『医療道具もやね』
さ「武器もあるで！」

簡単すぎ？
それが私らや←

と、出る前にやりたいことあんねんな
しま子ちゃんと相談してやる事にしたんやけど
まだうら子ちゃん達に言ってない

し「うら子ー、最後に彼奴ら煽っておさらばしたいんやけど」
『先にこれに乗って出発準備しといてくれん？』

その言葉にうら子ちゃんは溜息をつき苦笑する

う「はぁ…あんた達ろくな事考えないわね」
し「昔からや」
さ「ええんちゃう？」
莉「ここから出て外で待ってればいいんですよね？」
『うん、私らは後で飛び乗るから』

さか子が面白そうと賛成した
うら子ちゃんもしょうが無いわねと許してくれた
莉奈ちゃんは頑張ってくださいと言ってくれた

なので、しま子ちゃんと目配せし作戦を決行する事にした

あぁ、楽しみや…






To Be Continued

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