金髪美女の海賊 3

航海96日目 ページ20

side urako


…志麻

う「まだ、航海したいんじゃない…」

何してるかって？
盗み聞きの盗み聞きだよ←

それにしても、志麻のあんなに寂しそうな声初めて聞いた

…

…しま子とせん子は嫌がるかもしれないけど志麻を放っては置けないし

後でしま子達に言おう

とりあえず私は食料を盗まないと
そういや愛奈が何か仕掛けるよう坂田に命令してたわね…

2人なら大丈夫か

因みに、さか子は武器を船に積んでる
莉奈には衣服
私が食料と資金だ

既に資金は積んできた
で、厨房に行こうとしたら途中で盗み聞きしてる志麻を見つけて盗み聞き中

まぁ、うらた達が居るらしいから行けないけど

う「はぁ…何でこんな事を」
莉「うら子ちゃん！」
う「莉奈ちゃん、そっちは積めた？」
莉「うん、うら子ちゃんは？」
う「あと食料だけ、今行けないから人が出てくまで待ってるの」

お菓子食べるんだっけ
あまり駄弁ってないで欲しいんだけど…

莉「私さか子ちゃんの所行ってくるよ！」
う「お願いね」

莉奈はよく働く
それに元気でいい子だ

さか子と薬を作ってたから最近寝てないから無理しないで欲しいけど…
今はそんな事言ってられない、ごめんね莉奈

莉奈を見送ってた所で反対から深刻そうな顔のしま子、せん子が来た

う「どうしたの？そんな暗い顔して」

すると、困った顔をして
曖昧な返事が返ってきた

し「それよりうら子こそどうしたん？」
う「中に人が居て食料ゲット出来ないのよ」
し「あー、私が追い払おうか？」
『…やり返してもええならやるで？』
う「やり過ぎない程度ならいいわよ」
し「ありがと」
『…』ｺｸｯ

せん子のストレスがやばい
うらた達の話をしただけで不機嫌になってる

う「む、無理して追い払わなくても大丈夫だけど…？」
し「あー、大丈夫」
『…』ｺｸｯ
し「せん子も大丈夫やって」

何で分かるのかしら？

う「そ、う？ならお願いできる？」
し「ほーい」
『…』

終始無言だったせん子の手を引き食堂に入っていく

その後うらた達の怒号や罵声、しま子の煽りの声が聞こえ直ぐにうらた達が出てきた

おぉ←
何言ったんだろ？あの子達

凄く怒りながら出てきたんだけど

う「今のうちにさっさと盗もう」
し「手伝うで」
『…』
し「せん子もやって！」←

何も話してない気がするけど
どうして分かるのかしら？←

その後無事に食料を盗んで船に積んだ






To Be Continued

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