金髪美女の海賊 3

航海90日目 ページ14

side you


島「にしても分かり易い自傷やったな」
し「それに気付けんくらいうらた達は頭がイカれとるんや」
島「そうやな…あれを見てハッキリわかったわ」

志麻くん落ち込んどる…
そりゃそうやよね、仲間が毒に侵されるなんて

島「それはそうとうら子、せん子の予想って何や？」
う「あー、その事ね」
『それなら私が話すよ』

それから私の仮説を話した

志麻くんは驚いた様子で愕然としている

島「ちょ…待てや…それってもう負け確って事なんか？」
『敵の数によるけど…動けるのは6人しか残っとらん、それで毒状態の仲間庇いながら戦うなんて無理な話や』

それに、莉奈ちゃんは戦えない…
だから実質5人で戦うのだ

島「…薬は？出来たんか？」
さ「一応な、唯ここに居る6人の解毒分位しか無い」
島「俺らの分なんて要らんのやないか？」
さ「いるんよ」
う「私達も徐々に毒が回ってるから、せめて私達は動けないといけないでしょ今はその為の薬しかない」
島「殆ど打つ手無しか…」

志麻くんは悔しそうに呟く

『ごめんな…何も出来んくて…』
し「楽しんどる場合ちゃうかったな…」

さっきの自分達にちょっと反省しつつもう少し前に対策できなかったのか後悔する

島「見つけた時にはもう遅かった2人のせいちゃうで気にしんといてな」

そんな事言われると余計申し訳なくなる…
ほんまごめんなぁ…

し「明日から私とせん子はどうなるんやろ」
『まぁ、一応常に警戒態勢維持ってことやな』

神経使うから嫌なんやけど
しょうが無い

う「私達も気をつけましょ」
さ「えぇー…面倒いー」

結局うら子ちゃんもさか子も巻き込んでもうたな…

島「ごめんな…迷惑かけて。莉奈ちゃんも薬作り手伝ってんのやろ？ありがとうな」
莉「この船に恩を返すためです！」
う「まぁ、私達ももう仲間なんだから気にしないで」

うら子ちゃんの言葉に3人で頷き志麻くんを見る

こういう台詞はうら子ちゃんに任せてるしだいたい同じ考えやしね

島「ありがとうな」
し「照れとん？可愛ええなぁ」
さ「照れまーしぃや！」
島「うっさいわ！//」
う「あははっ、ふぅ…ごめん志麻」
『心配しんでも私達は志麻くんは見捨てんよ』

これが今の本心







To Be Continued

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