Hope..490 ページ40
〜 瑞稀side 〜
涼「瑞稀、え？まさかのこれがお昼ご飯？」
瑞「んー？そうだけど」
涼「なんでお菓子？笑」
瑞「昨日、いとこから早めのバレンタインチョコ貰ったんだよね。お昼ご飯代わりに食べようと思って」
涼「お昼ご飯がバレンタインって…変わってんな」
瑞「いいんだよ。めちゃくちゃ美味しいし」
はしもっちゃんに呆れられつつ、苦笑いされる。
まっ、そんなの気にしてないけど。
今、俺たちJr.は少クラのレッスンをしていて…あ、もちろんキンプリもいるけど。
HiHi Jetsは今は休憩中なんだ。
涼「そういえば…瑞稀のいとこって、確か去年の夏頃に会った、声の出ない子だよな？」
瑞「そうそう。覚えてくれてたんだ」
涼「1回しか俺、会ってないけどな。えっと名前は…」
瑞「A」
涼「そうそう！Aちゃん元気にしてる？」
瑞「もちろん、元気だよ」
元気にしてるけど…
海人とは、トラブってるままだけどね。
でも、はしもっちゃん1回しかAと会ったことないのに覚えてたとか流石すぎない？
確か、去年のサマステの時期に会ったんだよね。
その時に俺は、Aと海人が同じ高校で同級生だという事を知ったわけだけど…
あれはビックリしたな…懐かしすぎる。
そんな事を思い出しながら
Aからのバレンタインチョコを食べようと
していると、俺のスマホにLINEの通知音が鳴った。
A瑞稀、海人くんからLINEこない
Aちゃんとデビューおめでとうって、伝えたんだけど…何かあったのかな?
瑞「…は、はぁ？！」
涼「うわっ、ビックリした。なんだよ」
瑞「ごめんごめん、なんでもない」
A忙しいだろうから返事待ちしてるつもりなんだけど、既読だけはついてるんだよね…
A無視かな、どう思う?
次々とくるAからのLINE…
俺はいても立ってもいられなくて、思わずその場から立ち上がった。
…海人が無視なんか…するはずがないよな。
だけど証拠なのか、
Aから昨日の夜に、海人に送ったであろう個人LINEのスクショが送られてきた。
．
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作者名：みゅぷ〜ま | 作成日時：2019年4月11日 22時
