Hope..482 ページ32
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海人くんに恋をしているのか…
全然わからないまま、しばらくが立ち、
1月はあっという間で…
2月になっても、まだまだ肌寒い日が続く。
海人くんとも仕事がやっぱり忙しいみたいで、同じクラスなのに、すれ違いばかり。
なかなか会えている日と時間は短く感じていた。
それが…なんだかやっぱり寂しかったり…ね。
そんなある日、
私は瑞稀を自宅に呼び出した。
瑞「は〜まじで外、寒かった〜」
《急に呼び出してごめんね？》
瑞「いやいや、A家は暖かいしエアコンで俺の身体、生き返ったから大丈夫」
なにそれ…笑
クスリと笑いながらも私は、瑞稀の座ってる真正面の方にいき椅子に座った。
瑞「…で、俺を呼び出したご要件は？」
《実は渡したい物があって》
瑞「渡したい物？」
私は勉強机の片隅に置いていた、ある物を取った。
…ほんとは
海人くんにも渡したかったんだけどね…
瑞稀「なにこれ？」
《少し早めのバレンタインチョコです》
瑞「えっ！バレンタイン？！」
…そう。
私が渡したのはバレンタインチョコ。
前にLINEで会える日を聞いたら今日しかなくて
本当なら、バレンタインは1週間後だから早いんだけど渡しとこうと思ったんだ。
でも、その渡した理由っていうのは…
瑞「あ…だからか。会える日、聞いてきたのは笑」
《うん。予定なかなか合わなかったから、早めのバレンタインになっちゃったけど》
瑞「でも嬉しいよ。ありがとうA」
良かった。喜んでくれて…
本当はチョコを作るか迷ったんだけどね。
でも来年から渡せないかもしれないから…
それに…
瑞「けどさ、なんでまた急に？しかも俺だし…」
最後の俺だし…の声が小さくなってて、
思わず、自信なさげな瑞稀に笑ってしまいそうなる。
《だって瑞稀には感謝されっぱなしだから》
瑞「感謝って…」
《昔から瑞稀は、私と姉弟のように扱ってくれて、お父さんが亡くなってからも側にいてくれた。
海人くんと出会ってからも、瑞稀は頼りになる存在で、凄く私は助けられたんだよ？》
瑞「A…」
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作者名：みゅぷ〜ま | 作成日時：2019年4月11日 22時
