Hope..466 ページ16
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朱「留学!?日本の大学とかじゃなくて!?」
《そうだよ笑》
朱「イギリスって…海外だよね!?え、本当にAちゃん留学する予定なの!?」
朱莉ちゃん…
イギリスは海外に決まってるじゃん笑
驚かせちゃった私にも悪いかもだけど、
何故だか、テンパってる朱莉ちゃんがものすごく可愛く見えてしまった…笑
朱「待って、話についてけない」
《朱莉ちゃん一旦、落ちつこうか笑》
朱「ごめん。いや〜…今日1番の驚きだわ…」
《なかなか会えてなくて、言いそびれてたからね》
海人くんの幼馴染みだし…なにより海人くんとは、ギクシャクしてるからね…
伝えるか迷ってしまった反面、
朱莉ちゃんにも伝えとかなきゃっ…て思いは
ちゃんとあったから。
朱「でも、なんで急に留学なんか…」
私は朱莉ちゃんに何故、留学をするのか、
素直にしっかりと伝えた。
朱「え!ほんとに!?良かったじゃん!」
良かった…のかな?笑
けど、朱莉ちゃんの表情を見て、
すごく喜んでくれてるのは、すぐにわかった。
《治療に専念するだけで、まだ、はっきりと治るって決まった訳じゃないけどね笑》
朱「だけど治る確率は高いんでしょ?」
《うん。だから覚悟決めて行く事にしたんだ》
朱「…てことは、Aちゃんも試験受けたの?」
《申し込みは前にしたし、明日受けるんだ》
朱「えらい遅いんだね…笑」
《特別に受けるの。急に決まったからね笑》
朱「すごっ」
急ぎの手続きにはなるんだけど、
とりあえず、向こうの大学の入学式までには、なんとか間に合いそうなんだよね。
まぁ…試験受かったら…の話だけど。
望みはかけたいから。
それに、
病院でお世話になってる藤原先生が、イギリスの病院の先生に話は既に、通してるみたいで…
朱「寮に入るの?」
私は軽く頷く。
朱「そっかぁ…イギリスかぁ…私が言うのもアレだけど、寂しくなるね」
《私もホームシックになりそうで怖いよ》
朱「ホームシック…じゃなくて、海ちゃんと離れるのが寂しいの間違いじゃかいの?笑」
「…!!?」
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作者名:みゅぷ〜ま | 作成日時:2019年4月11日 22時