Hope..458 ページ8
〜 廉side 〜
玄「海人、寝ちゃった笑」
紫「よっぽど疲れてんだな笑」
神「いつもの学校の生活から一転してんだもんな」
廉「そりゃあ、疲れるわ笑」
岸「けどさ、騒ぎになってまで疲れてるのに、嬉しいそうにしてる海人は流石だと思う」
玄「海人らしいよね」
まぁ…それはそうよな。
騒ぎになられると迷惑かける反面、King & Princeのことを世間に知れ渡っていた。
まだまだ、
年配の方とかも含め、知らん人も多いやろうけど
なんせ、俺らはデビューしたてや。
同世代くらいの中高生なんかは、知られて当然ちゃあ当然なわけで…
まぁ、俺らのことをファンになってくれるのは、
ものすごく嬉しいし、ありがたいんやけどさ。
海人もそれは嬉しいやろうし、
表では嬉しそうやったとしても
学校で騒ぎになってた以上…ほんまは、疲れて当然なのかもしれへんな…
それに…
紫「てかさ、海人は未だに、クリスマスのこと引きずってるしな」
玄「え、まだ?」
岸「解決してないのかよ笑」
廉「ちょっ、ここで話すの禁止やから!」
紫「ごめんごめん笑」
俺はやばいと思って、咄嗟に話を止めた。
紫耀…謝る気、絶対ないやろ笑
わざと言った訳ではないやろうけど、
でも、この場にマネージャーがおる訳やから、Aちゃんの名前は出さんほうがええし…
好きな人がおるって気づかれれば、
マネージャーが、どう反応して言ってくるのか、わからんからな。
恋愛は自由やとしても、
俺らはもう、大事は時期なんやから。
神「廉は?」
廉「ん…?」
神「廉こそ、今の状況どうなわけ?」
岸「あ!俺もそれ気になる!」
紫「俺も俺も!」
廉「は、こんなとこで言うわけないやろ!」
玄「え、つまんなーい」
メンバー全員が俺を見て、ニヤニヤしてくる。
もうなんやねん。
俺はデビューしたって、沙耶ちゃんのことを好きな事には変わりあらへん。
これから、ますます忙しくなると思うけど、
沙耶ちゃんも一人暮らしする予定らしいし、他の男に目移りしんようにしとかな…
海人もはよ、
Aちゃんと向き合えてくれれば、ええんやけど。
そう思いながら、
俺は前の席で、ぐっすり眠っている海人の後ろ姿を
じっと見つめた。
.
195人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みゅぷ〜ま | 作成日時:2019年4月11日 22時