apart360 ページ10
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海「あ、それよりさAちゃん、舞台のチケット…昨日、貰えたんだよね?」
《うん。瑞稀が渡してくれたから》
沙「え?海人くんから貰ったんじゃなかったの?」
《瑞稀にチケット用意してるかどうか、海人くんに聞かれたんだよね?》
海「そう。2日前にね、瑞稀に聞かれて俺、まだ用意できてなかったから…先に用意してた瑞稀がAちゃんに会うついでにって渡してくれたんだよ」
沙「なるほどね。昨日の夕方にAからLINEきた時は驚いたよ。急だったし笑」
確かに…笑
予定あるかもなのに、急に誘われたら困るよね笑
海「それはごめん笑…廉も言ってた。LINEで沙耶ちゃんに怒られた〜って笑」
沙「怒ってはないけどね笑」
海「まぁ、とりあえず…20日、楽しみにしててよ。俺、めっちゃ張り切るからさ!」
《海人くん、頑張ってね!》
海「ありがとうAちゃん」
沙「なんか…ファンのためじゃなく、Aのために張り切って頑張るみたいな言い方になってない?笑」
海「は、はぁ?ファンのために頑張らない奴がどこにいんの?ふざけんな笑」
《もう沙耶は、一言余計なんだよ!》
沙「冗談だって笑…なに、2人して焦ってんの?しかも顔、赤いしさ笑」
そんなことは……
そう思って、海人くんの方を見れば目が合った。
確かに…お互い顔が赤いのは認めるけど…
沙「はぁ…ほんと2人とも初々しいよね笑」
海「そ、それよりさ…Aちゃんと伊藤は、クリスマス何して過ごすわけ?」
沙「あ、話逸らした笑」
クリスマス…
もう、そんな時期かぁ…
そういえば、あと2週間後には冬休みで、クリスマスも近づいてるんだっけ。
でも、今年のクリスマスもきっと…
私は沙耶と目を合わせて、クスリと笑った。
《まだ話し合ってないけど、私のマンションのとこで、いつものように鍋するかな?》
海「話し合ってない?」
沙「私達は毎年、クリスマスにA家で、クリスマスパーティーするんだよね〜笑」
私は軽く頷いた。
お互い彼氏もいないわけだから、クリスマスは毎年の恒例行事になってるんだ。
…といっても、
結局は沙耶が泊まるから…クリスマスのお泊まり会みたいな感じなんだけどね笑
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Ageha♪ - 最初から何回も繰り返しで読んでます。自分のなかではお気に入りの作品なので楽しませてもらってます! 頑張ってください! (2018年12月9日 14時) (レス) id: ed50516e15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みゅぷ〜ま | 作成日時:2018年12月4日 17時