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〜 海人side 〜
廉「男子って…みじゅき似のいとこ?」
紫「そう、なんか隣同士で座って何か話してて…そいつ、Aちゃの頭を撫でてた」
海「まぁ…いとこだから親しいのは当たり前だよね」
だけど……
瑞稀も…Aちゃんの頭をポンポンしたり…撫でたりもするんだ。
意外だなー…って、一瞬でも思ったけど、
2人は昔から仲が良くて、6年間も会ってなかったとしても、いとこ同士だからこそ…
撫でたりするのは、できることなんだろうね。
廉「…海人?…なに、ボーとしとんねん」
海「ごめん、なんでもない笑」
紫「どうせ、いとこの人に嫉妬でもして、Aちゃんの事でも考えてたんだろ?笑」
海「いやいや、嫉妬するわけないじゃん笑」
廉「そう焦ってるとこが余計、怪しいわ」
海「…焦ってないし」
なんかもう…
そうやって2人が、からかってくるあたり…廉と紫耀らしいちゃ、らしいんだけどね。
あんまり、2人の前では考え込むのは、やめといた方がいいのかもしれないな…
紫「…そういえば、2人はクリスマスどうすんの?」
そんな俺を見て、紫耀が気を遣ってくれたのか…
違う話題へと変えた。
クリスマスかぁ…
廉「どうするって…その日は帝劇やけど、なんも予定ないし、俺はそのまま家に帰るで」
海「俺も」
紫「え、Aちゃんと沙耶ちゃんに会うとか、そんな約束してないわけ?」
海「だって…帝劇終わるの遅いしね?」
廉「そうそう。誘っても予定あるかもしれへんし」
海「それに、あの2人の事だから、帝劇終わりの俺達に疲れてるとか言って、きっと気を遣わせるよね」
廉「それな。間違いないわ笑」
紫「まじか〜もったいな。せっかくのクリスマスなんだから誘えばいいのに」
廉「そりゃあ、好きな人とクリスマス過ごすなんて、憧れやけどさ…笑」
紫「なんなら、神宮寺と玄樹と岸くんでも誘ってさ、皆で鍋でもしようじゃん」
海「え?Aちゃんと伊藤も誘って?」
紫「おう。多いほうが楽しいだろ?」
廉「じゃあ…2人を誘うのは海人に任せるわ」
海「なんで!?」
廉「だって俺、沙耶ちゃんに嫌われるようなこと、それ以上したくないし笑」
それは…急に誘った俺達が悪いけどね。
まぁ、一応…聞いてみようかな。
俺も…
正直、クリスマスはAちゃんと過ごしたいし…
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Ageha♪ - 最初から何回も繰り返しで読んでます。自分のなかではお気に入りの作品なので楽しませてもらってます! 頑張ってください! (2018年12月9日 14時) (レス) id: ed50516e15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みゅぷ〜ま | 作成日時:2018年12月4日 17時