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〜 海人side 〜
撮影と取材は順調に進んでいき、
集合はもちろん、紫耀と廉にいじられるという…いつもの、わちゃわちゃした感じで終わった。
そして2時間半後、
再び衣装部屋へと戻り、私服に着替える。
紫「なぁなぁ、サマステの時みたいにAちゃんと沙耶ちゃん、舞台に来るん?」
廉「おん。海人がチケット渡してくれてる」
海「もちろん来るよー」
紫「やっぱりか笑…誘ってるだろうとは、思ってたけど…いつ来んの?」
海「20日…だっけ?」
廉「せやで。てかさ見てやこれ。沙耶ちゃんからLINEきてんけど、なんか怒られた笑」
紫「え、なんで?」
廉はスマホを俺らに向けて、伊藤とのトークを見せてくれた。
そこには、
“ Aから舞台誘われたって聞いたよ。
でも誘うの急すぎ!
もし予定入ってたら、どうするの!?”
廉「…だってさ笑…まぁ、聞いてみたら用事はないみたいやねんけどな」
紫「確かに言われてみれば急だしな笑」
海「Aちゃん…早速、伊藤に伝えたんだね笑」
伊藤に伝えるの…Aちゃん報告が早いな笑
今日は瑞稀と出かけてて、チケットはもちろん貰ってるんだろうけど…
廉「早速ってことは…海人、昨日渡したん?」
海「え…?あ、うん。学校でね」
やばい…
ただえさえ撮影前に渡したかどうかで、廉に怪しまれったっていうのに…バレそうだよ。
Aちゃんも瑞稀から貰った…って、伊藤に伝えてなさそうだから良かったけど…
とりあえず一安心。
あ、そうだ。
俺もAちゃんからLINEきてるかもだし…後で確認しておこうかな。
紫「Aちゃん、さぞかし喜んでただろ?」
海「うん。笑顔でありがとうってメモに書いて、伝えてくれたよ笑」
廉「ええなぁ…俺も、沙耶ちゃんにありがとうの返事ほしかったわ」
紫「それは、どんまい笑」
……嘘…だけどね笑
でも、きっとAちゃんは瑞稀にありがとうって、伝えてるのは想像つくし…笑
紫「よし、じゃあ帰るかー。外も暗いわけだし…あ、Aちゃんまだおるかな」
廉「流石に2時間もたってるから、おらんやろ笑」
海「もう帰ってるでしょ。ていうか紫耀が見かけた時、Aちゃん何してたわけ?」
紫「えーと…確か、ベンチみたいなとこに座ってて、一緒にいた男子に頭ポンポンされてた」
え……
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Ageha♪ - 最初から何回も繰り返しで読んでます。自分のなかではお気に入りの作品なので楽しませてもらってます! 頑張ってください! (2018年12月9日 14時) (レス) id: ed50516e15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みゅぷ〜ま | 作成日時:2018年12月4日 17時