apart392 ページ42
〜 海人side 〜
海「ねぇ、ほんと先輩に余計なことは言わないで」
俺はあまりにも勘弁してほしくて、
電車を乗り継ぎ終え、Aちゃんのマンションまで歩きながら、呆れるように皆に言った。
廉「余計なことって、なぁ?」
紫「俺ら、クリスマスパーティーに行くって、本当のこと言っただけじゃん」
岸「てかさ、信頼もあって頼りがいのある風磨くんなら、全然バレても良くない?」
海「岸くんは風磨くんと仲良いから言えるんじゃん」
廉「心配するほど、疚しい事はないやろ笑」
玄「海人、気にしすぎだって」
海「もー…風磨くんにバレたらどうすんの…」
そもそも廉と紫耀が俺をからかうように、ニヤニヤしてたのも問題だと思うけどね…
絶対、風磨くんに何かしら勘づかれたよ…
神「…海人、バレたらってことは認めんの?笑」
海「えっ、?」
神「だから、俺達に恋愛対象として好きな気持ちを認めたってことだよな?」
海「…っ!?」
お、俺…ちゃっかり皆に認めちゃってんじゃん…
つい、口が滑ってしまった。
海「えっと…」
紫「俺達、もうわかってるんだけどな。でも、本人の口からやっぱり聞きたいし」
廉「そうそう」
岸「もういっその事、正直に吐けよ。海人」
岸くんに言われると何故か、言わなきゃって、
思ってしまうのは気のせいだろうか…
でも…メンバーにこうやって、俺の口から直接、聞きたいってなると流石に…
俺は皆よりも前の方に歩いて、
表情を見えないようにして、拳を握りしめた。
海「……好きだよ…恋愛対象として…好き」
あーあ…言っちゃったなぁ……
やっぱり、メンバーの前だと暴露発言みたいで、
恥ずかしさが増やすな…笑
玄「…ちゃんと言えたじゃん笑」
廉「ようやくやな。けど海人が素直に俺らに従って、本音を言ってくれるなんてな笑」
紫「俺、この日を待ってた。長かったわー」
神「海人って案外、恋愛に臆病なとこあるよな笑」
岸「いや、まじでそれは思う笑」
皆して親目線というか、お兄ちゃん目線というか…
なんなの…笑
過保護のように言われる俺って……なに?
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Ageha♪ - 最初から何回も繰り返しで読んでます。自分のなかではお気に入りの作品なので楽しませてもらってます! 頑張ってください! (2018年12月9日 14時) (レス) id: ed50516e15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みゅぷ〜ま | 作成日時:2018年12月4日 17時