apart388 ページ38
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── クリスマス当日 ──
沙「おばさんは仕事？」
《そうだよ。夜の23時まで仕事だって》
ついにやってきたクリスマスの日
海人くん達は18時の1公演を終わらしてから、すぐに私ん家に来る予定なんだけど…
私と沙耶は鍋の準備をしつつ、海人くん達が来るまでの余った時間は、ポテチをお互い分け合って、
お腹空くのを間際らしていた。
沙耶も今回の泊まりはお預けだから、
ほぼ、パーティーの時間は限られるんだけどね。
沙「そっか。けどさ、クリスマスに私達だけで過ごす事は免れたから良かったよね」
《海人くん達が来てくれるだけマシだよね》
沙「男6人もいるから騒がしいんだろうな〜…でもさ、今年に入って、まさかジャニーズの人達と関われるなんて思ってもいなかったよね」
…それは確かに私も思う。
アイドルに興味ない私達だけど…海人くんと同じクラスだったからこそ、関われたんだよね。
沙「高1の頃から、ジャニーズJr.の海人くんっていう存在は、周囲から聞いてたけど…高3で同じクラスになるとは思ってもいなかったし」
《だね。関われるようになったのは、私と隣の席だったのがきっかけだよね》
沙「そうっ！そこから、2人の運命の出会いが始まった日なんだよ！！」
………沙耶さん、それは違う意味なんじゃ…笑
なんか言い方がおかしい。
《まるで恋しました。みたいな言い方やめてよ笑》
沙「恋じゃなくても、Aにとっては運命でしょ笑」
え…
沙「初めての“ 男友達 ”じゃん？笑」
「…！」
沙「私、Aがあんなにも早く、海人くんと仲良くなれて、打ち明けてる姿を見たのは初めてだったよ」
《そんなに？》
沙「うん。だってさ、4月の終わり頃には、もう仲良くなってたじゃん」
「……」
……沙耶の言う通りだ。
確かに、初めての男友達だって思えたの…海人くんが初めてかもしれない…
それに仲良くなり始めた当初は、同じクラスの男子よりも話すのが1番、多かった気がする。
でも、それは席が隣同士だったからで…
海人くんは男女問わず、誰とでも仲良く話せるから…
人見知りでもなんでもないから、
きっと、自然と私とも仲良くなれたんだよ。
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Ageha♪ - 最初から何回も繰り返しで読んでます。自分のなかではお気に入りの作品なので楽しませてもらってます！ 頑張ってください！ (2018年12月9日 14時) (
レス) id: ed50516e15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゅぷ〜ま | 作成日時：2018年12月4日 17時
