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なんとなく海人くんの様子がおかしいなぁ…
なんて思いながら、私は自分の席に戻って、次の授業の準備をした。
沙「A〜」
すると、私の席に沙耶がやってきて話けてきた。
沙「あのさ私、今回のクリスマスでのお泊まりは、やめておくよ」
《お泊まりしないなんて珍しいじゃん》
沙「ちょっと帰らなきゃいけなくなっちゃって笑」
《もしかして廉くん?》
沙「なぜそこで廉くんが出てくるの?違うから笑」
……なんだ笑
ってきり、クリスマスパーティーの後だから、廉くんに関係してると思ってたよ笑
沙「…ね、前から気になってたけど、Aと海人くん、私を廉くんにひっつけさせようとしてない?」
ギクッ…
思わず、私はびっくりしてしまう。
まぁ…それは本当なんだけどね。だけど、バレずに誤魔化すしかなかった。
《そんなことないよ笑》
沙「えぇ?絶対、嘘だ笑…いっとくけど私は恋愛に興味ないから、廉くんに恋は抱かないよ笑」
《でしょうね笑》
……前からわかってた事だけどね笑
いつ2人が、カレカノになっても可笑しくないんだけど、沙耶が全く興味ないからね。
時間はかかるだろうけど、廉くんの片想い…
本当に実るといいなって思ってる。
沙「…それはさて置き急遽、遠い親戚の私のいとこがクリスマスに来ることになっちゃってさ」
《なるほど、それでなんだね笑》
沙「うん、ちょっと早めに帰る事になると思う」
《そっか、了解》
そして時間となって
沙耶は話を終えると、自分の席に戻っていった。
……そういえば、今の沙耶は、いつも通りの沙耶だったけど…今朝はおかしかったよね?
海人くんといい、沙耶といい…
一体どうしたんだろうか…意味不明なんだけど。
沙耶に関しては、海人くんと朱莉ちゃんを2人っきりにさせたかったのか知らないけど…
先に行こう!…って、何故か慌てて私を引っ張って、連れてかれたからね。
まぁ、でも…
今考えると、沙耶はたぶん…2人にさせたい…っていう配慮があったのかもしれないな。
私も沙耶も今朝、下駄箱で聞かされたから。
朱莉ちゃんはきっと
海人くんにそこで伝えたんだと思う…
ロシアに再び帰って、留学するってことを…
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Ageha♪ - 最初から何回も繰り返しで読んでます。自分のなかではお気に入りの作品なので楽しませてもらってます! 頑張ってください! (2018年12月9日 14時) (レス) id: ed50516e15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みゅぷ〜ま | 作成日時:2018年12月4日 17時