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〜 海人side 〜
廉「あ、おった!海人、最終確認、始めんで!」
海「え、もう10分たった?」
廉「たっとるわ笑」
廉は呆れたように苦笑いする。
やば…10分休憩のはずなんだけど…もう10分か。
話してると、時間経つのは早いな…
それから廉はそそくさと部屋から出ていった。
海「瑞稀、それじゃあ「あ、待って海人」
俺は部屋を出ていこうとしたら、瑞稀に呼び止められて肩に手を置かれた。
そして、何かが書かれたメモ帳の紙を渡された。
海「え…?」
瑞「海人に…いいこと教えてあげる」
海「…?」
瑞「あのさ、クリスマスにもし良かったら─…」
.
.
瑞「…ってことだから、きっとAは喜んでくれると思うよ笑」
海「でも…いいの?付き合ってもないのに…」
瑞「大丈夫だってそれくらい」
海「瑞稀…」
瑞「付き合ってないからとか、どうでもいいんだよ。海人の想いが伝わるはずなんだからさ?」
もしかして瑞稀…
俺がまだ…はっきりしていない事をわかってて…
瑞「俺は結構前から薄々、気づいてた…海人自身が先に気づくべき事をね」
海「…!!」
瑞「応援…してる。海人はJr.仲間であり、大事なAの…いとことしてね」
瑞稀…
海「……瑞稀、ありがとう教えてくれて」
瑞「うん…それじゃあ、クリスマス楽しんで笑」
部屋から出て、俺は瑞稀と別れた。
…以外にも瑞稀は俺を応援?…してくれてるよね。
恋愛に敏感な俺でさえ、自分では気づかなかった事を瑞稀はわかってたんだもん…
普通…恋愛映画や少女漫画って、ライバル的な存在が現れるけど…
瑞稀はそんなんじゃなかった。
やっぱり俺にとって瑞稀は、Aちゃんのいとこどけあって、共に同じ舞台やコンサートに立つ…
大事な存在に…近いのかもしれないな。
そんなことを思いながら、
俺は急いでみんながいるレッスン場へ戻った。
すると、近くにいた廉が話しかけた。
廉「海人、みじゅきと何話してたん?」
海「特にはなにも?普通に話してただけ」
廉「ふーん…」
海「さっ、最終確認しよ!」
俺はとりあえず…
気にしず、レッスンの集中へと切り替えた。
.
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Ageha♪ - 最初から何回も繰り返しで読んでます。自分のなかではお気に入りの作品なので楽しませてもらってます! 頑張ってください! (2018年12月9日 14時) (レス) id: ed50516e15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みゅぷ〜ま | 作成日時:2018年12月4日 17時