apart368 ページ18
〜 海人side 〜
瑞「うっわ!きったな笑」
海「ゲホッゲホ…!」
少しだけ床に飲み物が零れて、俺は咄嗟に近くにあった布巾で床を拭いた。
瑞「大丈夫か?」
海「うん…瑞稀が急に聞いてくるからだよ…」
瑞「急って…気になっただけじゃん笑」
確かに、瑞稀に悪気はないんだけどね…笑
俺が勝手に驚いて、吹き出しそうになっただけだし。
瑞「…で?」
海「誘った…あ、でも伊藤と廉と紫耀、Princeの3人も一緒だけどね」
瑞「そっか…笑」
瑞稀はそう一言だけ言うと、
クスリと笑って、微笑んだ…と思ったら、どこか寂しそうにも見えた…気がした。
海「それがなに?」
瑞「いや?…ただ、海人がクリスマスに誘ってればいいなって、ちょっと思ってたから」
瑞稀…
俺は、それがどういう意味なのか、わからなくて…
疑問に思ってると、瑞稀は再び笑った。
瑞「…前にさ、海人にAのこと任せるって俺、言ったの覚えてる?」
海「覚えてるよ」
瑞「だから…クリスマス、2人で過ごしてればいいな〜って思ってたんだ」
海「紫耀達と一緒だけどね笑…ていうか、俺とAちゃんはカレカノ…って訳じゃないし笑」
瑞「…だから、2人っきりでは過ごせないって?」
海「うん笑…それに、Aちゃん家でパーティーするからね」
……そりゃあ、2人っきりになりたい…とか、
少しは思うけどね。
俺はとりあえず話を逸らした。
海「ていうか瑞稀も一緒にどう?クリスマスパーティーの参加。Aちゃん、きっと喜ぶと思うよ」
瑞「いや、辞めとく笑…まだ、いとこの事は秘密にしておきたいから」
海「なんでそこまで秘密にしたがるの?」
瑞「うーん…簡単に言えば、騒ぎになってほしくないからかな。Princeの3人まで面識あるっていうし…」
海「騒ぐことはないと思うけど…笑」
瑞「まっ、バレたらバレたで、話す時はくるだろうし、機会があったら話すよ笑」
海「そっか…」
…まぁ、瑞稀の好きなようにしとこうかな。
タイミングもあるだろうし…俺は瑞稀が紫耀達に言うまでは黙っとく事にした。
…すると、バタバタと走る音が聞こえて、
ガチャ…とドアが開くと、廉が部屋に入ってきた。
.
185人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Ageha♪ - 最初から何回も繰り返しで読んでます。自分のなかではお気に入りの作品なので楽しませてもらってます! 頑張ってください! (2018年12月9日 14時) (レス) id: ed50516e15 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みゅぷ〜ま | 作成日時:2018年12月4日 17時