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apart366 ページ16








それから私は自宅に帰った。






「A、おかえり」





《ただいま》






私よりも先に帰っていたお母さん。




晩ご飯の準備をしているお母さんに一瞬でも、痛みを感じた事を伝えるか…迷ってしまう。






「…どうかした?」





リビングで立ち尽くす私を見てか、



お母さんが聞いてきたから、私はなんでもないと言うように首を振った。








……言わなくていいよね。




また、痛みがあって違和感を感じた時にでも…報告すればいいかな…






「そう。なら晩ご飯前にお風呂、入っちゃってね」





私は頷くなり弁当を取り出して台所に出す。



そして、お母さんにクリスマスの事を伝えるために、メモを見せた。






《あのね、クリスマス、沙耶とまたここで鍋する予定なんだけど、いいよね?》




「もちろん、毎年恒例だものね。お泊まり?」




《沙耶の事だから泊まると思う。
それで、海人くんと廉くんも含めて6人の男子が来るかもなんだけど…いいかな?》




「ろっ、6人も…!?」






うん…そりゃあ、驚くよね…笑





高級マンションだけあって広くて、お客専用の部屋もあるけれど…



お母さんの友達や親戚でさえ、そんな大勢は来たことなかったから…驚くのも無理ない。






「…てことは、沙耶ちゃんも入れて7人か…いいわよ。私は大歓迎だから笑」




《ほんと!?》




「うん。その日、私は仕事で遅いけど……ただし、終わったら、ちゃんと片付けること」




《わかってる。ありがとうお母さん》




「けど、6人も男が来るなんてね。お母さんびっくりだわ。Aにこんなにも友達がいたなんてね笑」




《友達ってわけではないけど、海人くんと廉くんと同じJr.の仲間だよ。私も一度きりしか会ったことないから、少し緊張してる》




「そうなの?でも楽しみなんでしょ?笑」





まぁ、そりゃあ…大勢とか初めてだから、



楽しみだけど…






「材料は?」




《みんなで役割分担して買いに行くよ》




「お金置いとくから、それで買いに行きなさいね」




《ありがとう!》






だけど…この時はまだ知らなかった。




お母さんが…海人くんと廉くん達が来ると伝えた瞬間、驚いてた表情の意味を…







大勢で来る意味としても、驚いてたとは思うけど…




実際の驚きはそうじゃなかった。




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Ageha♪ - 最初から何回も繰り返しで読んでます。自分のなかではお気に入りの作品なので楽しませてもらってます! 頑張ってください! (2018年12月9日 14時) (レス) id: ed50516e15 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みゅぷ〜ま | 作成日時:2018年12月4日 17時

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