apart365 ページ15
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生徒のみんなが各場所の掃除を終え、
教室に戻ってくなか、私は3年の廊下の少し離れた場所に行き、壁にもたれかかった。
再び手で首を触れる。
なんで、1人になりたかったのか…私にもわからないけど…痛みは一瞬にして治まった。
いったい、なんだったんだろう…
そういえば…この前も痛みを感じたこと…あったような気がする。
「…っ」
なんだか不安になってきたかも…
痛みを感じるあたり、
喉の…声帯に違和感があるのは間違いなかった。
海「あれ…Aちゃん？」
声が聞こえて、顔を上げて見れば…向こうの方にゴミ箱を持った海人くんの姿があった。
海人くん…
どうしよう…まさか、この状況で海人くんに会うとは思わなかったな…
そんな私を見て、様子がおかしいと思ったのか…
海人くんは私のとこに近ずいてきた。
海「こんなとこで、なにしてるの？」
《海人くんこそ教室掃除じゃないの？》
私はできるだけ怪しまれないように、咄嗟にメモを見せて普段通りに伝えた。
海人くんは確か教室の掃除だったはず…
喉に痛みを感じたなんて…伝えれるわけがなかった。
海「俺はこの通り、教室のゴミ箱のゴミを捨てに行ってただけだよ」
…手元にはゴミ箱を持ってるもんね。
見てたらわかるけど…私は誤魔化すしかなかった。
《私も理科室の掃除、終わったとこ》
海「そっか…でもなんでここに…教室戻らないの？なんかあった？」
海人くんって…鋭いよね。
完全に何かあったって、見抜かれてるよ…
《なんでもない！気にしなくていいよ笑》
海「気にしなくていいよって言われたら、逆に気にしちゃうんだけどな─…」
《大したことじゃないから》
海「そう？…まぁ、無理して聞こうとは思わないけど、何かあったら伝えてね？」
《うん、ありがとう海人くん》
ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝ…
…すると、掃除の終わりのチャイムが鳴った。
海「ほら、教室戻ろ？チャイム鳴ったし、すぐにHRが始まっちゃうよ」
私は軽く頷いた。
そして海人くんと一緒に教室へ向かった。
戻る時にもう一度、首を触れてみてたけど
今は…
そこまで痛みに関しては気にしなかった。
海「…？」
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Ageha♪ - 最初から何回も繰り返しで読んでます。自分のなかではお気に入りの作品なので楽しませてもらってます！ 頑張ってください！ (2018年12月9日 14時) (
レス) id: ed50516e15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゅぷ〜ま | 作成日時：2018年12月4日 17時
