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そして時間はあっという間で
7限目までの授業も受け、掃除の時間となった。
女1「じゃあ私は職員室に鍵、戻してくるから先に教室に戻ってていいよー」
《ありがとう》
理科室での掃除を終えて、クラスの子と教室に戻る。
これがいつもの日常…
女2「ねぇ、まさかとは思うけど、今年のクリスマスも沙耶とパーティーするの?」
《その予定だよ》
女2「もはや毎年、恒例行事だよね笑」
《彼氏いないよりかは楽しいもんだよ?笑》
女2「そっか、私は彼氏とイルミ見に行くんだ〜」
《リア充の話は聞きたくないかなー》
女2「リア充でごめん笑…けど、冬休みは海人くんと会う予定してないの?夏休みデートしてたじゃん笑」
《あれ、デートじゃないから笑》
女2「2人で出かけてるんだから、どう見てもデートでしょ笑……で?」
《今のとこは、その予定はないかな》
…クラスの子とそんな話をする。
すると、ちょうど3年の廊下の階段付近で、朱莉ちゃんと目が合った気がした。
一瞬にしてドキッとなる…
そういえば、ここ最近…クラスが違う事もあってか…全く、会わなくなったな…
朱「…行こっ」
女3「え、朱莉…?」
朱莉ちゃんは私を見るなり驚いてたけど…
すぐに目線を逸らして、一緒にいた恐らく同じクラスの子と向こうへと行ってしまった。
朱莉ちゃん…
海人くんとは仲良くしたみたいだけど…
実は文化祭?…の辺りから、私とは未だにギクシャクしたままなんだよね…
女2「A、どうかした?」
私はその声に、はっ…と気づいて、なんでもないと言うように咄嗟に首を振って、苦笑いした。
でも、その時…
喉にチクッ…と、痛みを感じた気がした…
「…っ?」
思わず、首に左手の手で触れる…
そして私は、なんのお構いなしにメモに書いて、その子にメモを見せた。
《ごめん。先に教室に戻ってて?》
女2「え…A!?」
私はクラスの子を無視して、まっすぐ引き返した。
自分の今した行動に
何故か、判断さぜるおえなかったから…
心配かけたくなかったし…咄嗟に思わず、こんなことしちゃったけど…
なんとなく、
痛みを感じて、1人になるべきだと思ったんだ…
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Ageha♪ - 最初から何回も繰り返しで読んでます。自分のなかではお気に入りの作品なので楽しませてもらってます! 頑張ってください! (2018年12月9日 14時) (レス) id: ed50516e15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みゅぷ〜ま | 作成日時:2018年12月4日 17時