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放課後、席に座って先生を待つ
ガラガラとドアが開いて顔を上げると、加藤先生と玄樹先生が入ってきた
加藤「ごめん、思ったより会議長くて」
A「大丈夫です、」
先生がそれぞれ席に着いた
1番最初に話し始めたのは玄樹先生
岩橋「お父さんを入れて三者面談するのは、
難しそう?」
A「……はい、」
加藤「そうか……」
岩橋「他の親戚の人とか、は?」
A「あんまり…関わったことなくて、」
岩橋「そっか…じゃあ質問変えるね、
Aちゃん将来どう考えてる…?」
A「どうって、、?」
岩橋「就きたい職業とか、勉強してみたいことたか、」
A「……とくに、ないです」
私がそういうと加藤先生がゆっくり諭すように話し始めた
加藤「責めるわけじゃないけど、これから先、
生きていく為には働かないといけない。
それは分かるよな?」
私は小さく頷く
加藤「先生達はAがこの先、少しでも
楽しく幸せに生きていけるようになって
欲しいって思ってるんだ」
A「……しあわ、せ?」
加藤「幸せのカタチは人によって違うけど、
好きな職業に就くのも幸せの1つじゃない
かなって俺は考えてる」
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砂漠のうさぎ(プロフ) - りーふ。さん» コメントありがとうございます!そう言ってくださるととても嬉しいです!これから番外編も作ろうと思っているのでリクエスト等よろしくお願いいたします! (2021年2月6日 23時) (レス) id: 67b75537e7 (このIDを非表示/違反報告)
りーふ。(プロフ) - いつも楽しく見てます!これからも頑張ってください!! (2021年2月6日 23時) (レス) id: 363c2c0382 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:砂漠のうさぎ | 作成日時:2020年12月31日 10時