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独りになりたい______
でも放課後の校内にはまだまだ人が残っている訳で、
そう簡単に独りにはなれなかった。
父がいつ尋ねて来るかわからない家には帰れない。
受験生の直樹くんに迷惑はかけられない。
治りかけの足は校内を何周も出来る程、回復していなかった。
自然と私の足は図書室に向かっていた____
開いてる保証はない、いつも誰も来ないし
先生だってわざわざ開けに来ないだろう
閉まってたら諦めて帰ろうと、思いながら
ゆっくり図書室のドアに手をかける
A｢……っ、開いた？｣
浮所｢Aちゃん？｣
図書室には浮所くんがいた
A｢え、うき、じゃなくて飛貴くん！？｣
浮所｢あ！名前で呼んでくれた！｣
A｢あはは、図書室開いてたの？｣
浮所｢なんか、図書室の前で座り込んでたら、
おじいちゃん先生が開けてくれた！
帰る時返してねって鍵ももらった！｣
え、そんなことある？
先生、不用心すぎない？？
なんのための図書委員なの？？？
頭の中はハテナでいっぱいだ
放送｢生徒の呼び出しをします
2年1組Aさん、2年1組Aさん
まだ校内にいましたら職員室まで来てください｣
A｢！？｣
浮所｢Aちゃん、呼ばれてるよ？｣
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砂漠のうさぎ(プロフ) - りーふ。さん» コメントありがとうございます！そう言ってくださるととても嬉しいです！これから番外編も作ろうと思っているのでリクエスト等よろしくお願いいたします！ (2021年2月6日 23時) (
レス) id: 67b75537e7 (このIDを非表示/違反報告)
りーふ。(プロフ) - いつも楽しく見てます！これからも頑張ってください！！ (2021年2月6日 23時) (レス) id: 363c2c0382 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：砂漠のうさぎ | 作成日時：2020年12月31日 10時
