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藤井「大丈夫、俺ここにいるからね、
しんどいなら寝ちゃいな?」
お腹をトントンしていると寝てしまった
触った感じ熱はなさそうだったら、やっぱりあの人関連だろう
Aからの連絡にもっと早く気づいていれば…と後悔する
ベッドの近くにあった小さい机に参考書を広げ、Aの様子をみながら勉強する
藤井「A、大丈夫?」
A「うん、ごめんね………直樹くん受験勉強
忙しいのに…」
藤井「いんだよ俺のことは、
あのさ、俺の将来の夢の話聞いてくれる?」
Aは不思議そうな顔をしながらゆっくり頷く
藤井「俺さ、臨床心理士になりたいんだ」
A「臨床心理士」
藤井「悩んでる人と話して、その人を励ましたり、
アドバイスしたりする人。Aがこう、
悩んでるの見て力になりたいなって、A
みたいな人減らしたいって思ったんだ!」
Aは俺の話を聞くと少し微笑んでこう言った
A「直樹くんにピッタリだと思う、
直樹くんは優しいし、聞き上手だし、
______私みたいな人、1人でも多く助けてあげてね」
そう言ったAの顔はいつもより儚くて、脆くて、消えてしまいそうな程、綺麗だった
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砂漠のうさぎ(プロフ) - りーふ。さん» コメントありがとうございます!そう言ってくださるととても嬉しいです!これから番外編も作ろうと思っているのでリクエスト等よろしくお願いいたします! (2021年2月6日 23時) (レス) id: 67b75537e7 (このIDを非表示/違反報告)
りーふ。(プロフ) - いつも楽しく見てます!これからも頑張ってください!! (2021年2月6日 23時) (レス) id: 363c2c0382 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:砂漠のうさぎ | 作成日時:2020年12月31日 10時