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藤井side
今日は塾の授業が午前中で終わった
何気なくスマホを開くとAからの着信履歴
どうしたんだろ…と思いかけ直してみるが、繋が
らない
掛け間違い?
いや、それならマメなAはメッセージを
入れるだろう…
ものすごく嫌な予感がする
急いで荷物をまとめて、Aの家まで走った
何度かチャイムを鳴らすが、返事はない
あんまり使いたくないんだけど、緊急時の合鍵を
バックから出す
ドアを開けると、
Aが倒れていた
藤井「…っ!A!」
何度も名前を呼びながら方を揺さぶる
A「な、直樹くん……?」
藤井「A!大丈夫?」
A「……うん」
藤井「ここで寝てると冷えちゃうからベッド行こうか、
体起こせる?」
A「……ん」
Aは起き上がろうとするけど体に力が入らないのかまた倒れてしまった
A「ごめん、、、腰、抜けちゃった、かも」
藤井「無理しなくていいよ、ちょっとごめんね」
Aの膝の裏と首の後ろに手を入れて抱き上げる
ベッドに降ろすと、人肌恋しいのか俺の服の裾をつかみ、ウルウルとした目でこちらを見てきた
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砂漠のうさぎ(プロフ) - りーふ。さん» コメントありがとうございます!そう言ってくださるととても嬉しいです!これから番外編も作ろうと思っているのでリクエスト等よろしくお願いいたします! (2021年2月6日 23時) (レス) id: 67b75537e7 (このIDを非表示/違反報告)
りーふ。(プロフ) - いつも楽しく見てます!これからも頑張ってください!! (2021年2月6日 23時) (レス) id: 363c2c0382 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:砂漠のうさぎ | 作成日時:2020年12月31日 10時