感情制限 (ページ3)

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一輪ページ3

夏目side

ふわぁぁぁ…眠たい…
これも昨日来た妖怪のせいか。

西「夏目！聞いたか！？」

夏「ん、なにが？」

西「女子の転校生が来るって！！」

夏「へー。」

西「朝、職員室に用事があった委員長が少し見たらしい！！それで美人だったって！！！」

夏「とりあえず落ち着けよ西村」

西「いや、落ち着けるか！！」

夏「…そうか。」

チャイムが鳴った所で
西村が興奮しながら席に座る。

西「あ、チャイムなった！じゃあな」

夏「おう…。」

西村が席に着いた直後に
ドアが開く。

先「じゃあ朝の挨拶から日直、よろしく」

日直「はい、きりーつ。礼」

全「「おはようございまーす、」」

日直「ちゃくせーき」

先「よし、休み等は居ないな。では皆もう
知ってると思うが転校生が来る。
橘ー、入ってこーい」

貴『……』

俺が来たばかりの似たような
雰囲気を感じる。

先「じゃあ自己紹介をざっとしてくれ。」

貴『橘 Aです。よろしくお願いします。』

声も透き通っている…
いや、皆が静か過ぎるんだ。

先「じゃあ席は…夏目の隣の席だ。
夏目はあの眠たそうな奴だ。」

貴『分かりました。』

静かに歩いて座り俺に微笑む。

けどその笑顔は作りモノっぽい。

貴『よろしくね、夏目君』

夏「あぁ、よろしく」

先「じゃあ１時間目はオレの授業だし
橘との交流を深めるために自己紹介タイム
にする。笹田、頼んだぞ。」

先生と入れ替わりに
笹田さんが前に立つ。

笹「分かりました」

笹「まずは皆の自己紹介からお願いします、
自分の名前等を言って下さい」」

全「はーい！」

ﾓ1「じゃあ俺から！雨宮 ××です！よろしく！」
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夏「夏目貴志です。よろしく」

西「西村悟です！友達からはよくミーハーって言われます！よろしく！」
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笹「終わり。