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ふぅとため息を一つついて
その場から離れようとした途端
女性トイレから聞こえてくる声。
「なに……」
まさにその声は
ああいう声
そんな。
入れないじゃん
どうしよ。
一向に女性の喘ぎ声が聞こえてくる
そんなどうしよ
固まっていると
隣から聞こえてきた声
圭人「あっこの前の！」
「あっこんにちは。」
圭人「そう言えば名前聞いてなかったなって」
「あっごめんなさい。…桜井 Aです。」
圭人「おっけAちゃん！
ところでここでなにして…」
「あっ……んっっ……」
圭人「ああ…そうゆうこと。」
「みたいです。…へへ。」
なんて話せばいいのか
気まずくて笑ってごまかす
圭人「ったく。…どうする？
我慢できないなら男子トイレ使う？
…俺外見とくけど。」
「えっ…いや。そんな、私トイレ行きたいわけじゃなくて」
圭人「あれ、違うの？」
「ちょっと。目覚まそうと顔洗いたくて…」
そう言った途端女性トイレのドアが開く
「あっ……」
出てきたのは紛れもなく
圭人「山ちゃん！」
山田涼介だった。
その後から小柄な女性が出てくる。
涼介「圭人。…じゃあな」
「またね涼介」
そう言って小柄な女性は去って行く
さっきのって…
圭人「あっ。もう…困ってんだよ入れなくて。」
涼介「………ガキかさっきの」
その口の悪さからして
涼介先生とは思えなかった。
圭人「Aちゃんだよ！失礼な、ごめんね？」
涼介「…A………ガキくせぇ」
「ガキガキって……」
涼介「おいガキ…お前どこのやつ？」
「…だからガキじゃ！」
涼介「うるせぇ。ま、どうでもいいや」
圭人「またね！遅れる収録に」
だけど。
バカみたい
少しでも話してくれて嬉しいなんて
なにを期待してるの私
なんで顔が火照るの
あつい…
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山田咲菜(プロフ) - ごめんなさい大号泣しましたし、キュンキュンしました。ホントにこんな泣けるお話が書けるのはホントに尊敬します！ (2020年10月7日 2時) (
レス) id: b851b1a625 (このIDを非表示/違反報告)
Chika02170217(プロフ) - めっちゃいい話。。。 (2019年11月11日 20時) (レス) id: bc6b2eccee (このIDを非表示/違反報告)
らら(プロフ) - 山田くん担当さん» 嬉しいお言葉有難うございます。そう言って頂けて私も感動です。。 (2019年1月23日 23時) (レス) id: 18d9a58539 (このIDを非表示/違反報告)
山田くん担当 - 私は山田くんが好きで読ませてもらいました。すごく感動しました (2019年1月19日 10時) (レス) id: 76f3abcc84 (このIDを非表示/違反報告)
らら(プロフ) - あいちゃそさん» 嬉しいお言葉有難うございます。。温かい言葉恐縮です。あいちゃそさんにとっていいお話として残ってくれたのなら私はそれだけで幸せです(^ ^)私こそ素敵なコメント有難うございました。！ (2019年1月15日 19時) (レス) id: 28ca21218f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らら | 作成日時：2018年11月30日 0時
