空天 ページ42
A「一通り見て回ったが、あったのは思い出だけか…」
そろそろ外に出てもいいだろうと、出口を探そうとしたその時
ドオオオオオン！！
後ろから大きな物音がした
振り替えると、砂埃が大量に舞っていた
「ぐおおおおおお！！」
A「なっ…！」
砂埃の中から飛び出してきた数体の妖怪
いや、正しくは鬼の骨だった
A「死んでいなかったのか…！？」
後ろに退がりながら氷柱を出し、敵に投げつける
グサッ！
「ウガアッ！！」
内二体が倒れたが、残りの骸骨は武器を持って追ってくる
A「くっそ…！」
私は手から冷たい冷気を出し、相手を凍らせた
ピキィ！！
「グオッ！！」
見事に凍ってくれた
A「…これで終わりだ」
動けなくなったところに狙いを定め、再び氷柱で突き刺した
「ウッ…ゴォォ…！！」
埋まっているせいかまともに口を開けず、ただ短い呻き声を上げている
A「…何か言いたいなら、聞いてやる」
バキィッ！！
氷を壊すと、骸骨は崩れ落ちていく
「黒い太陽め…許さぬ…！追放されるよう仕向けたものを…蘇ってくるとは…！」
A「へえ、君は空天を陥れた奴の一人か…なら、自業自得だね」
「ぐうっ…！」
A「…空天は妖魔界の為に必死に尽くしてくれたんだ。いずれ朱夏とも結ばれるはずだった…なのに君達は自分のくだらない私欲から、その幸せを奪ったんだよ…自分がしたことを悔やむんだな」
私は骸骨の頭部を破壊した
すると、骸骨から黒いモヤが出てきた
A「…？」
それはやがて、見覚えのある姿になった
「やめてください…！これ以上私に優しくしないでください…！」
A「空天…！」
空天は頭を抱え、苦しそうな顔をした
空天「私は友も愛する人もこの手で殺めてしまった…！このままではまた私は世界を壊してしまう…！早く、早く私を殺してください…！」
A「…それはできない」
空天「何故ですか…！？」
A「空天はまだ、真実を伝えてないんでしょ？だったら伝えにいかなきゃ。朱夏の生まれ変わりを見つけて、全てを打ち明けるの。「黒い太陽」としてではなく、「空天」として」
空天「空天として…？」
空天は信じられないような顔をして私を見つめた
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リリィ(プロフ) - みたらしさん» みたらしさん、ありがとうございます！分かりました！！大分遅いですが、付け足しますね！教えてくださってありがとうございますっ！！(*^^*) (2021年2月28日 19時) (
レス) id: 435fa9fdac (このIDを非表示/違反報告)
リリィ(プロフ) - Hika316さん» Hikaさん、返信遅くなって本当にすみません！ありがとうございます！！楽しんでいただけて何よりです！！！(*´▽`人) (2021年2月28日 19時) (レス) id: 435fa9fdac (このIDを非表示/違反報告)
みたらし - とてもおもしろいです！Y学園のほうを見ていて、こっちも気になって見にきました！あと、質問なんですけど夢主ちゃんってどれくらいの身長ですか？例えば〇〇よりも高いとか、同じくらいとか…教えてもらえると嬉しいです♪←長文失礼しました (2020年8月28日 0時) (レス) id: 09e3f2aace (このIDを非表示/違反報告)
Hika316(プロフ) - シャドウサイドいいですよね！とても楽しく読ませてもらいました (2020年8月17日 12時) (レス) id: 364d48ab90 (このIDを非表示/違反報告)
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