嫉妬 ページ34
Aは散々泣いたあと、疲れて寝てしまった
ケータ「(こんな乱れたA、初めて見たなあ)」
Aを支えながら、遠くを見つめる
いつもはたくましいAが、小さく見えた
ケータ「Aは女の子だから、弱いところはあるんだろうけど」
それは分かっているけど
「守りたい」と思った
ケータ「…俺、Aのこと好きなのかな」
四六時中Aのこと考えてて
「会いたい」って思ってて
Aの側にいたいって思った
ケータ「俺は…Aのこと…」
まだ確証が持てなくて、口を閉ざす
ケータ「…今は、このままでいいかな」
Aの寂しさを、この町で満たしてあげよう
そして俺が、常に隣にいよう
ケータ「そしたらAは、たくさん笑ってくれるよね…？」
俺はAの身体を抱きしめた
…しばらくは、このままで
–––––––––––––
––––––
エンマ「何故だ…何故こんなにも仲良く…」
玉座に座るエンマは水晶玉を見て、怒りに身体を震わせた
水晶にはケータとAが写っている
エンマ「ケータは家が近くのあの女が好きなはずだろ…！」
ぬらりひょん「大王様。人間は心変わりが早い生き物です。もしかしたらケータはA様のことを…」
エンマ「「好きだ」と言いたいのか！？」
ダンッッ！！
拳を思いっきり机にぶつける
ぬらりひょん「…可能性はあるかと」
エンマ「俺は認めないぞ…！Aは俺のものだ！誰にも渡さない！」
ぬらりひょん「そんなに気になるのですか…正体の知れないあの者を」
エンマ「正体などどうでもいい！俺はあの美しい笑顔に惚れたのだ…俺の初恋の相手だ！」
ぬらりひょん「…分かりました。それほど言うのなら、私もご協力いたします」
エンマ「ああ、頼む。まずはケータとAを引き離す方法を考えなければな…」
ぬらりひょん「それならば、やはりA様の正体を教えるべきでしょう。まだ本当のことを言っていないようでしたから」
エンマ「…それが良いようだな」
ぬらりひょん「最近時空が歪み始めています。もしかすれば違う時代から来た者かもしれません」
エンマ「それを前提に考えてみるか」
ぬらりひょん「御意に」
エンマは水晶に写った二人を冷たく見つめた
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リリィ(プロフ) - みたらしさん» みたらしさん、ありがとうございます！分かりました！！大分遅いですが、付け足しますね！教えてくださってありがとうございますっ！！(*^^*) (2021年2月28日 19時) (
レス) id: 435fa9fdac (このIDを非表示/違反報告)
リリィ(プロフ) - Hika316さん» Hikaさん、返信遅くなって本当にすみません！ありがとうございます！！楽しんでいただけて何よりです！！！(*´▽`人) (2021年2月28日 19時) (レス) id: 435fa9fdac (このIDを非表示/違反報告)
みたらし - とてもおもしろいです！Y学園のほうを見ていて、こっちも気になって見にきました！あと、質問なんですけど夢主ちゃんってどれくらいの身長ですか？例えば〇〇よりも高いとか、同じくらいとか…教えてもらえると嬉しいです♪←長文失礼しました (2020年8月28日 0時) (レス) id: 09e3f2aace (このIDを非表示/違反報告)
Hika316(プロフ) - シャドウサイドいいですよね！とても楽しく読ませてもらいました (2020年8月17日 12時) (レス) id: 364d48ab90 (このIDを非表示/違反報告)
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