警戒 ページ16
A「…この世界の妖怪ではない、と言える根拠は？」
エンマ「ない。だが、お前の妖気は今まで感じたことのないものだ。少なくとも、現時点ではな」
A「妖怪なんて腐るほどいる。そんな妖怪だっているんじゃないですか？」
エンマ「妖気はそう簡単に差がつけられるものではない。居たとしても、必ず一人は同じ妖気の奴がいるはずだ」
A「…妖気なんてさほど重要ではありませんよ」
エンマは顔を歪ませた
エンマ「…無理にでも正体を言わないつもりだな」
A「正体も何も、隠していることなどありません」
エンマ「その言葉を信じろと？」
A「…それは貴方次第です」
エンマ「…覚えておけ。下手な真似事をすると許さんぞ」
A「…肝に命じておきます」
Aは踵を返した
エンマ「おい！まだ話は終わってないぞ！」
A「どんなに話そうが、きっと疑いが晴れることはないのでしょう…時間をかけるだけ無駄です」
ぬらり「貴様…！大王様に対してその態度…」
A「私は本来、ケータに妖魔界を案内してもらうために来ているのです。それ以上の話は、また後日に」
エンマ「…いいだろう。明日の昼、またここに来い」
A「…了解しました」
Aはお辞儀をした後、離宮を出て行った
エンマ「…ぬらり、もう一度リストの見直しをしておいてくれ」
ぬらりひょん「…承知しました」
エンマ「あいつの正体を見抜いてやる…！」
エンマは出口を睨んだ
A「お待たせ、ケータ」
ケータ「あ！A！遅いよー！」
A「ごめん。大王様に色々質問されててさ…」
ケータ「やっぱり、Aが怪しいのかな…」
A「無理もないよ。急に見たことない妖怪が現れたんだから」
ケータ「そっか…でも俺、Aが悪い妖怪じゃないってこと信じてるから！」
A「ありがとう、ケータ。そう言ってくれるだけですごく嬉しいよ」
ケータ「困ったことがあったら言ってね！俺、何でも聞くから！」
A「うん。頼りにしてる」
ケータ「…あ、そうだ！他にも「平釜平原」ってところがあるんだ！そこ行ってみようよ！」
A「平釜平原…？」
ケータ「うん！古典妖怪がたくさんいるところ！」
A「ちょっと気になるかも…行きたいな」
ケータ「うん！行こう！」
ケータは私の手を引っ張り、うんがい鏡の中に入った
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リリィ(プロフ) - みたらしさん» みたらしさん、ありがとうございます！分かりました！！大分遅いですが、付け足しますね！教えてくださってありがとうございますっ！！(*^^*) (2021年2月28日 19時) (
レス) id: 435fa9fdac (このIDを非表示/違反報告)
リリィ(プロフ) - Hika316さん» Hikaさん、返信遅くなって本当にすみません！ありがとうございます！！楽しんでいただけて何よりです！！！(*´▽`人) (2021年2月28日 19時) (レス) id: 435fa9fdac (このIDを非表示/違反報告)
みたらし - とてもおもしろいです！Y学園のほうを見ていて、こっちも気になって見にきました！あと、質問なんですけど夢主ちゃんってどれくらいの身長ですか？例えば〇〇よりも高いとか、同じくらいとか…教えてもらえると嬉しいです♪←長文失礼しました (2020年8月28日 0時) (レス) id: 09e3f2aace (このIDを非表示/違反報告)
Hika316(プロフ) - シャドウサイドいいですよね！とても楽しく読ませてもらいました (2020年8月17日 12時) (レス) id: 364d48ab90 (このIDを非表示/違反報告)
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