その17 ページ19
雫華side
おのれ電柱…!←
あえて私と雫葉の間に座りやがって…!
まあいい!後でヴ男にぶちのめされる運命だからね!←
『雫葉…?大丈夫…?顔色悪いよ…?』
「大丈夫…。」
雫葉…。全然大丈夫じゃなさそう…。
これも全部この電柱のせいなんだ…!←
…という冗談はさておき。←
「無理はするなよ。」
「大丈夫…。大丈夫…です…。」
承太郎さんまで心配してくれてる…。
熱も上がってきてるし…顔色がどんどん悪くなってくし…やっぱり連れてこない方がよかったかな…。
雫葉…苦しそう…。こんなに辛いなら…置いてくるべきだった…。
ホリィさんを助けるためのみんなの旅なのに…。病人2人に無関係の人間を連れ回すことになって…迷惑かな…。
「雫華ぁ…。」
「あのー、何か呼んでますよ?お嬢さん。」
『その呼び方やめて。雫葉どうしたの?何かいる?』
雫葉に呼ばれてたなんて気づかなかった…。考え事してると周りの音が聞こえなくなるのが私の悪いとこだなあ…。
「雫…華…。寒い…。」
『ええっ。もう上着ないよ…。んー…。』
どうしよう…。あ!そうだ!
バッ
「おい!?雫華!?」
私はその場でセーラー服の上着を脱いだ。
『雫葉。これ着てて。』
「お前はこれ着てろ。」
『あぁ。どーもね。』
承一郎君が上着かしてくれた。
まあ、中学生の女子が急に脱ぎたしたら、そうなるよね。
『雫葉どう?少しはマシになった?』
雫葉は静かに頷いた。
『よかった。何かあったらすぐに呼ぶんだよ?』
「わかった…。」
ちなみに電柱はこの後ヴ男にぶっ飛ばされるよ!←いや書けよ。
歌詞無「しょーがないでしょ!私はアクション書くの苦手なんだよ!」
作者は引っ込め。←
歌詞無「言われなくたって帰りますよーだ!」
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作者名:おバカな傀夢&歌詞無 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2018年3月29日 12時