ん？俺/僕たち？六つ子だぜ？【おそ松さん】

第十四話 ページ20

零side


『ふぁ〜…ねみぃ……』


「だったら寝ろよ！」


龍兄さんが俺にツッコミをいれる。
いやまぁ、龍兄さんの言う通りなんだが、俺は龍兄さんと居るのが落ち着く。
もちろん、朱雀やほかの兄弟ともそうだが、相棒とはまた別の『落ち着き』がある。


ほかの兄弟はもう寝たが…三男の龍兄さんと四男の俺、零は二人だけで兄弟会議をしている。



『……龍兄さん、うるせぇよ』


「……チッ…てめーが俺を呼んで、二人だけで兄弟会議したいって言ったんだろーが」


まぁ……龍兄さんも気がついているのか。
黙って俺の話を聞いていてくれた。


『とまぁ……龍兄さんはどう思う？』


「まぁ……アイツらは付き合えるだろ……多分。」


『多分って……まぁ俺も思う。』


アイツらって言うのは、俺と龍兄さん以外の兄弟のことだ。
俺と龍兄さんはどちらかと言うと、問題児だからな。


来末兄さんはチョロ松と。
杏蓮兄さんは十四松と。
朱雀はおそ松と。
夜月は一松と。
絶対に付き合えると思うんだよな。


俺なんかは希望は無い。
絶対、俺が喧嘩好きって知ったら………カラ松は……俺の事を嫌うだろう。


龍兄さんも龍兄さんでトド松にすごく刺々しいしな。
無理だろ！？俺たちに希望はねーよォ！！

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