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それから一年。
何事も無く、軍事生活を過ごす事が出来た。
未来特典を受けている俺は常にトップの成績を修め、
自主的に走り込みをしたり、素振りをしたりと訓練をした。
その際にコネシマさんやシャオロンさんと会ったことが数回あるが、どちらも訓練中だと知っている為、余計な関わりは持たなかった。
邪魔になると悪いし、俺も声は掛けなかったけど、
御二人の動きを見て、盗める所は盗ませてもらっていた為、
なんとなく、俺の勘違いだとは思うけど。
俺にわかりやすい様に同じものを繰り返してくれたり。
…勉強させてもらった。
そして昼間から始まる、恒例行事の幹部達の内ゲバには、
俺やレオ、他の隊員たちも巻き込まれたりして。
隊長の書類に水が掛けられておじゃんになったのは滅茶苦茶笑った。
5日ほど徹夜したトントンさんも内ゲバに混ざり、
訓練場で水色の剣、粛清剣を振り回していた。
コネシマさんと、たまたまそこにいた鬱さんが狙われて。
コネシマさんは鬱さんを囮にして逃げて、
非戦闘員の鬱さんは勝てる訳もなく倒れて、
それを総統室から見たのであろう、
総統様が蛮族スタイルで乱入してきて。
訓練場を支配された俺達隊員は完全に野次馬と化したな。
でも皆滅茶苦茶楽しそうな表情を浮かべていて。
みんな戦闘狂で狂ってるんだな、と頷くしか無かった。
「これ、止めなくていいのぉ…？」
「これがWrwr国だからな」
「無駄な怪我を増やしてもう…！！」
これが俺達のトップの在り方。
困惑していたレオにそう胸を張って言ってやると、
隣のアルバからの切実な声に、俺は親指を立ててやった。
頑張れ医療班。
.
そして、部屋に帰れば毎日確認する、
…未来の事を書き記した、一冊のノート。
「…そろそろか」
Ω国との戦争が、約一年後。
その前に起こる幾つかの事件内容に目を通して呟く。
「(畑に、毒)」
まずは、ひとらんらんさんの大事な畑の肥料に、
毒を仕込める立場にある人物を特定しなきゃな。
.
(あ、運が悪けりゃ俺が疑われる事になるな)
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kenma(プロフ) - 好き過ぎる…いつまでも更新待ってます！ (8月15日 12時) (
レス) @page49 id: 23621c8f5e (このIDを非表示/違反報告)
朱鷺(プロフ) - 大好きです！！また更新されることを願っています！ (2022年5月5日 18時) (レス) id: 85717083f6 (このIDを非表示/違反報告)
さすらいの村人B - くぅ.....続きが気になり申す、、、 (2021年12月20日 9時) (レス) @page49 id: 38e13adc7f (このIDを非表示/違反報告)
クルイ@SOS同盟 - あ、好きです...頑張って下さい！ (2021年5月10日 22時) (レス) id: 6c77753d41 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠の芽-にゃお(プロフ) - なにこれ神ですか！？！？！？一気見してこの時間になってしまいました、、、、さいこうですぅうぅつう！！！！！ (2021年2月3日 3時) (レス) id: b4d2a08102 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ショイ太郎 | 作成日時：2020年5月29日 8時
