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「…えっ」
「wwwwww」
俺達が知っている総統は、思っていた総統は。
俺達をまとめあげるカリスマ性を持ち、
真面目で、お堅い。そんなイメージがあったが。
思わぬ展開に俺達新兵は戸惑う人と笑いを堪える人、
堪えられずに吹き出してしまう人に分かれた。
かく言う俺も一度コレを味わっているので笑うしかなく。
隣のレオは心底困惑したような表情を浮かべていた。
俺も最初はそっち側だったぜレオ。
そんな展開を見て満足そうな笑みを浮かべた総統様は、
新兵だけではなく幹部さん達も後ろで笑っているのを見て、
自慢げに腕を組んで、ウンウンと頷いた。
「よし！掴みは上々だな！！」
これがカリスマ性かぁ、なんて。
俺は生理的に出た涙を指で拭ったのだった。
──
その後は少々総統様の演説と。
幹部さん達の自己紹介を聞いた。
トントンさんは愛想良く、
オスマンさんは慣れた様に、
コネシマさんは元気に笑いながら、
ひとらんらんさんは礼儀正しく、
鬱さんは緊張を感じない緩さで、
ロボロさんはよく通る声で簡単に、
シャオロンさんは自信満々に、
ゾムさんは緊張しながら、
ショッピさんは怠そうにしながら、
しんぺい神さんは父のような安心感を出して。
それぞれキャラが濃いなぁと思う。
コネシマさんは尖れと言ってきたり、
シャオロンさんは若干煽ってきたり、
鬱さんはバイだよと、しんぺい神さんは男好きだ、
なんてことも公言したし。
ついてけないよなぁ、と俺は笑うしか出来なかった。
もう一度言うが俺は一回経験してるからな、ウン。
「他にも兄さんとエーミールという者が居るんだが、
兄さんは遠出で、エーミールは本業が教授の為不在だ。
兄さんは中々帰って来れないのだが…、
エーミールは軍内の図書室によくいるから、
会ったら声をかけてやってくれ。目が白い奴が居たらソイツだゾ！」
そう説明する総統様に頷けば、
彼は幹部さん達の方に振り向いて、
何も言いたいことが無いのだと悟れば、一度頷き、
「それでは少々軍内の案内をしたいと思う。
私達は仕事に戻るが…」
そう言えば、彼の元に数十人の軍人。
…アルバを含めた数十人の人達が並んだ。
「彼等が案内してくれる。
人数が多い為、分かれて行って貰うぞ！」
そう言われれば前に出てきた人達に一人一人名前を呼ばれる。
吸い寄せられるようにグループに入れば、
案内人に連れられ、早速移動が開始した。
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kenma(プロフ) - 好き過ぎる…いつまでも更新待ってます！ (8月15日 12時) (
レス) @page49 id: 23621c8f5e (このIDを非表示/違反報告)
朱鷺(プロフ) - 大好きです！！また更新されることを願っています！ (2022年5月5日 18時) (レス) id: 85717083f6 (このIDを非表示/違反報告)
さすらいの村人B - くぅ.....続きが気になり申す、、、 (2021年12月20日 9時) (レス) @page49 id: 38e13adc7f (このIDを非表示/違反報告)
クルイ@SOS同盟 - あ、好きです...頑張って下さい！ (2021年5月10日 22時) (レス) id: 6c77753d41 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠の芽-にゃお(プロフ) - なにこれ神ですか！？！？！？一気見してこの時間になってしまいました、、、、さいこうですぅうぅつう！！！！！ (2021年2月3日 3時) (レス) id: b4d2a08102 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ショイ太郎 | 作成日時：2020年5月29日 8時
