第十八話 自慢 ページ5
会議後、らっだぁ、きょーさん、げんぴょんの三人の為にトントンさんが部屋を用意してくれたらしく簡単に基地を案内したあと部屋に向かった。
まだ夕食の時間では無いので部屋で休んでもいいと言われたが僕は速攻医務室送りになった。
僕はじっとしているのが苦手なため、医務室はあまり落ち着かない。
らっだぁ達は落ち着いたらすぐそっち向かうから、と言われ渋々大人しくした。
久しぶりにらっだぁ立ちに会えたのでゆっくり話したかったな。と思っていたので来て貰えるのは助かった。
移動中、あまり動いてはいけないと、しんぺい神様に言われたのでショッピにおんぶしてもらっている。
最初は遠慮したのだが仲間やねんから頼ってや?と言われたのでおんぶしてもらった。
多分僕は【仲間】という言葉に弱いんだろうなぁーと実感した。ショッピ以外にもひとらんときょーさんが着いてきてくれた。
医務室に行くと僕は速攻ベットに寝かせられた。これじゃぁ重症みたいじゃないか!なんて思ったけど、実際の所、体が重いので何も言わなかった。
sp「痛みとかは?」
「痛覚今切ってるので大丈夫ですよ?」
sp「痛みは?(圧)」
「はいすごく痛いですあと体重いです。」
shp「ふはっ。」
ショッピは笑ってるけど今は気にしてられない。なんかすごい圧感じた。
なんか色んな意味の死を感じた。この人には逆らっちゃいけない。
sp「あんまり痛覚切らないでね?痛みで人間は死なないようにしてるんだからね?」
「はい…」
sp「あと、今日はここで寝てもらうからね。何かあったら大変だから。明日からは激しい運動じゃなければ動いてくれてもいいよ。」
「分かりました!」
shp「Aって子供みたいやな。」
「え?」
ht「確かに。たまに子供みたいにはしゃぐね。弟出来た感覚。」
shp「俺も弟っすね。」
kyo「俺は息子やな。」
shp「なんか分かる気がします。A見る目が親の目ですもん。」
kyo「そこまで分かりやすかったです?なら、らっだぁはもっと酷いんやろうな。」
ht「少し話しただけですけど、凄い過保護ですもんね。」
僕、成人済みなんだけど…だんだん恥ずかしくなってきたので僕は急いで話を変える。公開処刑受けてるみたい。
「あ!そ、そういえばらっだぁと鬱様は会ったことあるの?会話が親しい感じだったから。会ったことあるのかなぁー?って。」
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作者名:廻忌 | 作成日時:2021年1月18日 17時