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「うっ、すごく緊張してきた。」
ht「前住んでた国でしょ？そんなに緊張しなくてもいいでしょ。」
rd「ほんと、Aは変なところで緊張するよね。」
なんて少し笑いながら言ってくるからムカッとした。
「うるさい！人前で緊張して下手打つらっだぁより全然ましだもん！」
rd「お？やんのか？」
「いいよ？」
ht「はいはい。Aも緊張するのはわかるけどそんな人に当たんない。らっだぁさんもあんまりAを煽らないでください。」
「「すいません。」」
gr「ひとらんが完全に保護者なん笑うな。」
「らっだぁのせいだからね！」
rd「はいはい。分かった分かった。」
「な、なんか負けた気分。」
ht「なにそれ笑」
ふははっ！なんてみんなで笑い合う。そんなことをしていると緊張なんて吹っ飛んでみんなに会える楽しみが上回る。
基地の前に着くと馬車が止まる。僕は扉側の席なので急いで降りる。
扉が開くと真っ先に見えたのは運営のみんな。コンちゃん、レウさん、あろさん、珍しく緑君も出迎えるみたい。
僕は久々に会えたのがすごく嬉しくてレウさんに飛びつく。
「レウさーん！」
ru「イダバー！」
cn・md「「www」」
「久しぶりに聞いたァ！」
ru「びっくりしたァ。」
ar「A久しぶり。」
「あろさん！久しぶり！みんなも久しぶり！」
「「久しぶり。」」
ar「ほら、荷物下ろすの手伝ってきな？」
「はーい！」
僕は言われた通りに馬車から荷物を下ろすのを手伝う。らっだぁ達もおりて荷物を下ろす。
すると基地の方からお手伝いさんの方が来て僕達の持っている荷物を持って行ってくれる。
お手伝いさん達は僕がここにいた時と変わっていなかった。
だから、僕とわかった時A君！って声をかけてくれた。
僕は時々お手伝いさん達に混ざって家事を手伝っていた。
特にご飯を作る時は一から作る事もあった。だからすごく仲が良かった。
僕もお手伝いさん達の名前を呼ぶ。すごく喜んでくれてお菓子をくれた。
いつもそうだった。僕が手伝うとお菓子をくれる。もう子供じゃないのにね。
荷物をおろし終わり、運営の前に行く。するとらっだぁ達はコンちゃんたちの方へ移動する。
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作者名：廻忌 | 作成日時：2021年1月18日 17時
