いい加減自称紙の妹やめてくれ【イナイレ】 (ページ10)

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Snowと部屋割りの共通点は自由であるページ10

｢部屋は1人1部屋の予定だったけど、Aちゃんと涼野くんは2人1部屋でいいのね?｣

『YES』

｢部屋にコンセントはあるよな?｣

｢え、あ、うん｣

｢それならいいぞ｣

涼野……

ずっとスマホやるつもりだろ彼奴

カシャッ!!

｢!?｣

『晴矢のSnow写真ｗｗｗ』

｢む?見せろ｣

盗撮された

そして覗き込んだ涼野が爆笑している

『似合うだろ』

｢…くくくっ……｣

涼野氏、笑いすぎて喋れない模様

そんなに笑われると怖いもの見たさで見たくなってくる

｢俺にも見せろ｣

『え、駄目wwwwww』

｢なんでだよ!!｣

『怒るもんwww
よし保存完了』

｢は!?怒らないから見せろ｣

『駄目駄目駄目ーっ!!!ｗ

…ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｯ!!!』

Aのスマホを奪い取る

こういう時には高い身長が役に立つ

普段はサッカーくらいでしか役に立たないものですがね

｢……くま??｣

｢ぷっ……くま……似合わん…くくっ｣

未だ笑い続ける涼野

そう、Snowで撮られたのが熊だったのだ

｢消しとこ｣

『うわああああっ!?
だめだめっ!!!それ永久保存用!!!』

｢消去完了｣

Aは可哀想にandroidなので画像の復元という洒落たことはできない

『かぁえぇせぇ…!!!』

｢お前届かないの??｣

『身長は平均超えてますぅー!!』

｢でもあんまり伸びてなくね??｣

『失礼な!!!5センチ伸びたわ！！』

｢5センチとかwww｣

『ふぅすけぇ…!!!お前ぇぇぇ!!!』

涼野の頭を叩こうとするも、

｢届かないだろう｣

『むっきー！』

・──・

｢はい、ここがAちゃんと涼野くんの部屋ね｣

『やっほぉい!!!
ベッドじゃないけど許してやる!!』

｢南雲くんはそのとなりね(スルー)｣

『……(´・ω・｀)』

｢よっし、パズドラやるかA｣

『うん、やろう風介(泣き声)』

豊谷が先程から辛辣な件

｢僕はー?｣

｢野宿しといて｣

｢うん
…えっ??｣

｢冗談よ、冗談
いつもの部屋に決まってるでしょ｣

冗談抜きに怖いんですが

そしてAと涼野は早くもスマホをいじっている
流石

｢私はフェイの隣の部屋にいるから｣

その豊谷に対して、Aがボソッと一言

『うわ絶ッ対行かねえ』

…うん、心に留めておこうな

とはいえ豊谷には聞こえていないらしい

この時ほどほっとしたことがあっただろうか