いい加減自称紙の妹やめてくれ【イナイレ】 (ページ7)

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風邪をひいたらベンザブロックページ7

『はっくしっ!!!』

晴矢と豊谷を待つことほんの数分

全員待つことが得意じゃないのでスマホをしている

『っくし!!』

｢…くし??｣

『くしゃみじゃボケうさぎが』

｢ふーん｣

｢風邪か?珍しい｣

『こ、これは風邪じゃねえ!』

｢どの当たりが?｣

『…く、くしゃみ症候群だよ!!』

｢何言ってんの間抜けが｣

『私は!!亜風炉!Aだ!!!
間抜けじゃねえっ!!』

今のところ症状はくしゃみしかないからきっとくしゃみ症候群だろう!

そうに違いない!!

｢貴方の風邪はどこから?｣

風介が某風邪薬のCMの口調で聞いてくる

そしていつの間にやらその某風邪薬を手に持っている

…どこで調達したんだろう

『私はくしゃみから』

｢ごめんなさいくしゃみとかありまっせーんｗｗｗ｣

『タケダァァァァ!!!』

｢代わりにほら、これをあげよう｣

風介の手の上には

『マスク?』

｢これを付ければもう安心!
誰にも風邪は伝染りません!!｣

いつも以上にテンションが高い風介

それじゃ治らねえよ!

とは思いつつマスクを装着

『ふむ、これなら誰にも伝染るまい』

｢うわ、お前優しいかよ｣

『黙らっしゃい、風邪伝染すぞうさぎ』

｢お前風邪操れんの?｣

『私ならきっとできる』

｢…馬鹿らし｣

・

ピーンポーン

・

『お、来たきた』

｢なーにがきーたー
なーにがきーたー
どーこーにーきたー｣

異常なテンションのせいか｢春がきた｣を歌い出す風介

落ち着けください

『はーながきーたー
ダウトがきーたー
こーこーにきたー』

べっ別に便乗したんじゃないんだからね!!

ただ私も歌いたくなっただけだもん!!

｢ただいまー！｣

｢お邪魔しまーす｣

『うおえ、風介、なんか来た』

｢む？私にはわからんな(しらばっくれ)｣

そして歌った数秒後にはこの態度

まさに情緒不安定である